被災地から愛を込めて世界へ　キセキの心の復興プロジェクト　未来予想図実行委員会

子どもと食事

米国では推定2300万人超の小児が過体重または肥満で、そのリスクのある小児はさらに多い。過体重の小児は高血圧をはじめ、2型糖尿病、心疾患、脳卒中など深刻な健康障害に直面している。親が子どもに健康的な食事を摂らせやすくするため、地域レベルから連邦政府まで公共、民間でさまざまな取り組みが見られるようになった。多くの専門家は、子どもが食と関わる機会が増えれば健康的な食べ物を選ぶ可能性が高まると考えている。

子どもに健康的な食について教える最大の運動の1つとして、食べ物を育てさせる取り組みが注目されている。米国心臓協会（AHA）は子どもの肥満対策の一環で全国の小学校の校庭に畑を作る“Teaching Garden”プログラムを、米農務省は地域社会の畑作りを支援する“People’s Garden”プログラムを推進している。

取り組みは食事作りにも拡大している。非営利のFAMEアシスタンス・コーポレーションのDenise Hunter氏が6月に開始した取り組みにおける最初の活動の1つは親子対象の料理教室だ。調理の授業を全公立学校で再開すべきだとの意見もある。また、米国政府は2012年前半、15年間で初めて学校の栄養基準を改訂し、一部の学校はジャンクフードの摂取を減らすよう取り組んでいる。高血圧、糖尿病、心疾患などのリスクを下げるためには、子どもに健康的な食事をとらせることだ。（HealthDay News 12月27日）

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=667170
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