被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

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柏崎よもやも話 


柏崎という町は歴史をひもとくと日本海側で最初に海水浴場が出来たり、日本一の屋台が出るえんま市、様々な宗教とのかかわり、石油をはじめ、色んな世界に誇れる始めての事が沢山ある古くから武士ではなく商人文化の「お洒落な」町なんです。
柏崎のシンボル米山は、地理的、歴史的、文化的に越後の国、上郡、下郡にわける境界を位置していました。
これより先を西、上越後は関西圏、東、下越後を関東圏に属すといわれています。また、このあたりは北は鮭文化圏、南はブリ文化圏の接点でもあるんです。
だから柏崎は南北の文化の中継点だったんですよね。
だから「始まりの国」なんです。その境になった米山の山頂には薬師如来がまつられていて、農業神として柏崎、刈羽西山から三島郡、魚沼まで広く越後一円の信仰を集めていたといわれて私たちを守ってくれていると言われています。
そして米山は春の雪解け時期になると、熊野神社左沢に「鯉形」が、女人堂下に「種まき男が現れ、田の始まりを告げ、鯉方の大きさでその年の豊作を占っていたようですね。大雪だったら大きな尾、水が豊富で豊な穂が稔る。
田植えの時期には田植え花といわれているタニウツギが真っ赤な花をつけ田植えの時期を教え、赤とんぼが飛べば稲刈りと、本当に自然と一体になった素的な所です。
今年はどんな鯉型がでるか楽しみですね。
今、盛んに言われている食品自給率日本は39%、東京は1%、日本で一番高い自給率の県は岩手の141%、柏崎も無論、海あり、山あり、自然あり資源あり100%以上の自給率を誇ります。そして、少し世界に目を向けてみると三食普通にご飯を食べれている人は世界でたった8%、67億人の世界の人口で900万人が五歳以下で餓死しています。
日本人が食べている食事は年間9000万トン、残飯は2160万トン、ちなみにこの残飯で900万人の子供たちは救える量なんです。
二回の地震に見舞われ、水、トイレ、食事、生活が一瞬で変り、今も毎日の雪と戦い、我慢強いといわれている私たちだからこそ、世界を豊にするものを始める事を発信できる町になれる気がしています。その為にも「始めの町」の誇りをもって一歩、一歩、まずは地元の復興を、そして新潟、日本、世界を変えていきたいですね。知恵だしあって私たちなら出来ると思います。




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