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2007.08.05

霊媒体質

(9)

テーマ：スピリチュアル・ライフ(34600)

カテゴリ：散文・つれづれ

先日神戸の美輪様の音楽会に行ったときのこと。
ステージ上の美輪様が、トーク中に何度も咳き込んでいらした。

「コホンコホン・・・
失礼。ワタクシは霊媒体質ですからね。
オバケがいっぱいくると、こういうふうに咳が出るんですよ。
今日はいっぱい来ていますからね（笑）」

こくさいホールのような大きな会場だと
観客も多いから、そのひとたちに「憑いている」ものも多くなるし

2000人の意識を一身に受けることを考えただけで
弱っちい私なんぞ眩暈がしそうだ。

---此処から先、霊的話が苦手な人、嫌悪感を持つ人は御遠慮下さい---

私自身も、それほど敏感ではないけれど
やはり霊媒体質である。

霊自体は「見えない」。
けれど、気や念は「感じる」のだ。

イヤな雰囲気を感じる場所には足を踏み入れたくない。

重いテーマの本や映画は
それがよく出来た作品であればあるほど
作者や役者、監督等の念がこもっていて、

サイパンで日本兵の死霊に取り憑かれた友人を介抱していて
逆に憑依されてしまい、オソロシイ思いをしたこともあるし、
誰かの念が飛んでくることなんて、しょっちゅうだ。

「霊に憑かれる」というと
大抵のひとは「死んだひとの霊」に取り憑かれると思うだろうけれど

「生霊」に取り憑かれるほうが、率が高い気がする。
相手に対する強い思い、強い依存のあまり、
無意識のうちに憑依してしまうのだ。

「わたしを助けて欲しい」
「大好きなのに振り向いてくれない」
「仲良くしたいのに嫌わないで」
「あんたなんか大嫌い」
「おまえなんかいなくなれ」

さまざまな強い想念が、相手に取り憑く。

こわいのは、それらが
本人が知らぬ間に憑依しているということだ。
念を飛ばしている本人も、たいてい飛ばしている意識がないし、
生霊が憑いている本人も、たいてい憑かれている意識はない。

でも、私のような体質だと憑かれるとすぐにわかる。
人によって、感覚は様々だと思うけれど
私の場合、肩凝りと似た症状が現れる。
首筋が痛く、重くなり、放っておくとテンションがどんどん下がる。

最近は、「あ。きたきた」とわかるようになったので（笑）
自己流で対処できるようになったのだけれど
もっと強烈だと、一瞬にしてぐったりして寝込むこともある。
これをヤラレると、さすがに参る。

生霊、とまでは呼べなくても
他人の想念で神経が参ってくることもある。

例えば、こういう霊関係の話を書くと
霊媒体質だというだけで
「すごいですね！」とか「わかるんですね！！」とか
何だかわからないけれど、羨望の眼差しで眺めてくるひとがいる。
もしくは、からかうような、疑うような、面白半分の意味を込めて
同じ言葉を言う人たちもいる。

両方とも、とてもイヤな思いだ。

別に、すごくも偉くも何ともない。
霊感は、誰しも潜在的に持っているもので、
ただそれを使える人とそうでない人がいるだけだ。

絵がうまいとか、足が速いとか、
計算が早いとか、料理が上手とか、
さまざまなひとがいるように、
わたしのようなひともいる。

ただそれだけだと、私は思っているのだけれど
そうは思わず、まるで私を美輪様か神様か（笑）のように思って
想念を飛ばしてくる人がいるのだ。

自分の人生を決めるのは、
自分の意志と、因果の法。

わたしには、何も出来ないのに。

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最終更新日 2007.08.06 14:39:23
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■コメント

美輪サマ

紅ずきんさん

アタクシが行った立川（東京）のときは、美輪サマ大丈夫そうでした。
やはり神戸は震災があったりして、土地柄というか多いのですかね？

本人が知らぬ間に生霊を飛ばしているなんて（゜Д゜）
六条の御息所のように「はっ！今の（弱っていく女＝夕顔の姿）は夢か・・・」なんて感じではなさそうですね。
万が一アタクシの分身がそちらにお邪魔したら、ご迷惑をかける前に北陸方面に追い返してやってください（笑）
(2007.08.06 15:09:08)

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Re:霊媒体質(08/05)

アネモネ９９さん

周囲の人や身近な人の想念を感じることはほとんどありませんが、素晴らしい映画を観たり本を読んだりしたときに深く感じるものは、作者の想念であると思います（だからといってしんどくはならないけれど）。
ちなみに私は自分自身の想念でやられることは多々あります。皆様にご迷惑をおかけしてなければいいのですが（笑）
(2007.08.06 15:37:48)

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紅ずきんさん

*藤紫* さん

＞やはり神戸は震災があったりして、土地柄というか多いのですかね？

どうなんでしょうねえ・・・
街の雰囲気は悪くないとは思いますが、やはり若干、重いといえば重い気もします。
個人的には、大阪の方が断然「重い」と感じますが　(^^;

＞本人が知らぬ間に生霊を飛ばしているなんて（゜Д゜）
＞六条の御息所のように「はっ！今の（弱っていく女＝夕顔の姿）は夢か・・・」なんて感じではなさそうですね。
＞万が一アタクシの分身がそちらにお邪魔したら、ご迷惑をかける前に北陸方面に追い返してやってください（笑）

紅ずきんさまが生霊になることは、まずないと思いますよ（笑）
他者への依存傾向の強い人は、可能性アリですけれど
ずきんさまは、きっと、私と同じで「我が道を行く」タイプだと思うのでｗｗ
六条の御息所のように、一見オトナの女性のようにみえて実は・・・というのが
一番厄介かもしれません　(^^;
(2007.08.06 16:37:07)

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アネモネちゃん

*藤紫* さん

＞周囲の人や身近な人の想念を感じることはほとんどありませんが、素晴らしい映画を観たり本を読んだりしたときに深く感じるものは、作者の想念であると思います（だからといってしんどくはならないけれど）。

作者がどれだけ強くリアルに作品世界を思い描いているかによって
受手の感動は全く違ってきますよね。
やっぱり作り手がいい加減だと、受取る側もいい加減です。

＞ちなみに私は自分自身の想念でやられることは多々あります。皆様にご迷惑をおかけしてなければいいのですが（笑）

自分の想念にやられるというのも辛いですね。
音が、アンプで増幅されるように
想念を自分のなかでリピートして、増幅させてしまうのではないですか？
いつでも明るく前向きに！というのは、だれでも無理があるので、
そうできないときの対処法
（寝るとか、食べるとか、呑むとか、読むとか、見るとか、考えずに済む方法）を
自分なりにいくつか編み出せると、辛くならずにすみますよね。
アネモネちゃんにぴったりの、いい方法がみつかりますように。
(2007.08.06 17:00:58)

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生き霊

タマ(=・∀・=)ニャーさん

仰ってる事わかります。
本人も知らぬうち・・・だと思います。
タマ自身は特にそういった事を感じるチカラは無いですが、
生き霊は居るんだろうなーってなんとなくそんな存在について考えてたところでした。

(2007.08.07 09:37:29)

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タマちゃん

*藤紫* さん

先日、ＴＶで心霊写真の番組をやっていて、
（ダンナがこういうの、好きなんです・・・）
生霊もばっちり写ってました・・・。
生霊が写真に写るとその時初めて知ったのですが
あんなにはっきり写ってしまうと怖いなあ、と思います。
ちなみに、既婚者に横恋慕する女性の写真でした。。。 (2007.08.07 13:15:16)

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同感

みずかっちぇさん

私も同じような思いを抱いていたところです。それを藤紫さんは的確に文章で表現されてたので、
読みながらすっきりする思いでした。私の場合は職業上名前も顔も公表しているので、
それはそれはもう・・・・・ですよ（汗）。

その中には、えんがわ仲間の人でもいますからねえ。うーむ。
(2007.08.09 06:09:10)

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みずかさん

*藤紫* さん

＞私も同じような思いを抱いていたところです。それを藤紫さんは的確に文章で表現されてたので、
＞読みながらすっきりする思いでした。私の場合は職業上名前も顔も公表しているので、
＞それはそれはもう・・・・・ですよ（汗）。
＞
＞その中には、えんがわ仲間の人でもいますからねえ。うーむ。

おお、やはりみずかさんもですか。
そうそう、みずかさんはお写真も公表した上で、レイキやスピのお話もされているので
大丈夫なのかなあと思っていたんですよ。
やっぱり飛んできちゃうのですね～、困りますよねえ。
私も読者さまの中に、強烈な人を抱えております(汗）
読んでいただけるのは有難いのですが、、、うーーーーーーん((+_+))
(2007.08.09 08:48:22)

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Re:霊媒体質(08/05)

向日葵さん

霊媒体質について、感じることを書いてみます。

念を送信する側、受信する側の双方に共通する(類似する)システムや周波数がないと、

「送る・受ける」現象は生じにくいと思います。全く違う回路では、通信しないと思うのです。

想念であれ思念であれ『霊媒的に受けやすい人・感じやすい人は送りやすい人でもある』と思います。

送られたと感じる時、自分の何かが送信のきっかけ・種子を既に相手に植えていたのかもしれない。

嫉妬は苦しい感情ですから持て余して、知らず知らずに対象に向けてぶつけがちですけれど、

「受けた側の自身の中にもそう言った面があるなー」という内省と自戒、精進が大事かと思います。

リアルが充実していると誇り驕る気持ちが、相手の劣等感や不幸な気持ちを刺激することもあります。

念を受ける現象は不快なものだと思います。おそらく、情動の作用・反作用の現象なのでしょう。

憧れても叶わない、幸いが遠過ぎる苦しみを、意識下で攻撃性に転じさせたのだろうかと慮るとき、

人のさがの哀しみを覚えますね。わたしもいつか送っていたかもしれない、一度そう思い返してみる。

受ける側だからこその慈しみ、精進が大切だと思います。 (2024.04.04 10:12:39)

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