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男 の 酒

一、男の酒のうれしさは  たちまち通う意気と熱 人生山河 険しいけど君盃を 挙げ給え  いざ我が友よ 先ず一献

二、美人の酌に酔えばとて 今宵は今宵なにかある 男は明日に 生きるもの君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献

三、秋月影に酌むもよし 春散る花に酔うもよし 哀れを知るは 英雄ぞ君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献

四、還らぬ恋に 泣くもよし 恋には愚痴ぬ男児なれ 国に死すべき 日のために君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献

五、友の情けに泣くもよし 今は遥けき故郷の 母を想いて 泣くもよし君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献

六、青葉の風の親しさよ 青葉の雨の爽やかさ 晴るるはうれし 雨もよし友泣くもよし男児ゆえ いざ我が友よ 先ず一献

七、花が少女の姿なら 青葉は若き男児なれ 人生実れ 麦の秋君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献




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