ニュースは世界中で豪華客船の座礁の話で持ちきりですが、
なんとも不思議なチキン船長でして、日本人の感覚ではありえないお粗末さです。もったいない事になった船はTV画像で見ても相当な大きさなのは理解できますが、
実物を目の前でみれば凄まじい大きさでしょうしとても綺麗な船だと感じます。
日経新聞、文化面の「私の履歴書」は
前の前の英国首相、トニー・ブレア氏の寄稿で一ヶ月楽しめます。
去年の今頃はブッシュ前大統領でしたので、
なんとなく似てる感じも受けますし、対照的な感じもあります。
全てを明らかにしてはいませんし、上手に責任から逃れるような感じも見受けられます。
ブッシュ氏はほとんどやっていないのが行政改革ですが、
ブレア氏はかなり強固な既得権益との戦いだと言っています。
英国も長く停滞が続きサッチャー首相の大鉈で存在感を増しました。
我が国同様、皇室を抱える伝統を守る国ですので、
簡単に仕組みは変わりませんし利権の根は深く至る所に存在します。労働党から保守党に政権が代わりましたが、
緊縮財政、財政健全化は何処の国も変わりません。
英国は軍事費をかなり削っていますので、本気度が良く分ります。
その反面、ブレア氏の頃もそうでしたが、教育は集中投資のようです。英国の国家の中に国境線を広げてゆくと言うくだりがありまして、
大英帝国の愉悦や誇りは失う事無く持ち続ける辺りが立派です。
しかし、国連の常任理事国でありながら、
国連への負担割合では日本やドイツのほうが多く負担しています。一番多いのがアメリカですが、常任理事国はもっと出すべきだと考えます。
特に中国は応分の負担をさせるべきで、払わないなら拒否権無しで行くべきです。
もちろん、そんなに簡単な話ではありませんが、
なんとなくドイツや日本の分担金の値打ちが少ないように感じてなりません。
その国連自身も今年から5%減らしての緊縮財政です。
国連版事業仕分けを日本人がやったようでどうなるのか注目です。
組織も太るのは簡単で痩せるのが実に厳しく苦痛を伴います。
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