ぶちゃママとペコママ

ぶちゃママとペコママ

お母さんへのメッセージ



 育児の「育(いく)」の文字は「育(そだて)る」とも「育(はぐく)む」とも読まれますが、
それぞれ「巣立つ」および「羽含む」が語源と言われています。
親鳥がひたすら卵を抱きかかえ、雛にかえるのを待つ姿は、子育ての原型ではないでしょうか。

 キリスト教の愛を表現する言葉に「エロス」「ラブ」「アバペ」がありますが、
その中でわが子を愛する心は「アガペ」すなわち「無償の愛、見返りを期待しない愛」であります。
 子育てが「アガペ」にもとづく「育む」ものならば、子育てほど楽しくまた楽なものはありません。

 子供は大人の想像を絶する能力を持っています。
その能力の芽をつまないように見守ればいいのです。
子供が「自分は母親に愛されている」と感じることが出来たら、子育てはほぼ90%成功でしょう。
人の幸せは、良い大学に行くこととか、運動会で一番になることではなく、
人を愛することの出来る心を持つことでしょう。
お母さんの愛が子供の愛の心の芽を育むのです。

 この世の中で、子育てほど苦労のしがいのあるものはないでしょう。
子育てをしているときそのものが、多くのものを私たちに与えてくれるからなのです。
子供たちが大きくなったら「育てさせてくれて本当に有難う」と言えるようになりたいですね。

 あまり細かいことにとらわれる必要はありません。
育児の基本である「育(はぐく)む」を実践し、ただひたすら赤ちゃんを抱きしめればいいのです。

              「育児の本」 山口規容子・仁志田博司 共著より


 一生懸命すぎて、眉間にシワッ。
ベビーちゃんの笑顔が見えない余裕のないママだった私。

声に出して見ましょう

「可愛いね~」って。

自然とママの口元も緩みます。

その顔をベビーちゃんは見ています。

自己暗示(?)をかけながら、ようやく、ベビーちゃんが笑いました。

耳元でささやいてみる「大好きよ~」

 上の子にも、「ペコちゃんは、みんなから愛されてるんだよ。幸せよね。」
「ポコちゃんは、ペコちゃんの愛ももらえて幸せね」って言ったら、
「ううん、ペコもポコちゃんが産まれてくれて幸せ」って言ってくれました。(嬉)


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