2003.06.14
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カテゴリ: ご陽気な日常ネタ
サッカーのコンフェデレーションズカップのため、日本代表がフランスに到着したニュースを見て呟いた。

だったら、とってもいい思い出があるわ・・・(怒)

出身大学の研究室に勤めていた頃、教授から頼まれて、学生の海外研修旅行の世話役としてついて行った事がある。イギリス、イタリア、フランスと周ったため、帰国に使った空港がシャルル・ドゴール空港だ。
海外旅行の常として、余ったお金はできるだけ空港で使い切ってしまいたい。で、フォションなどを扱っている店(直営店ではない)で紅茶などを買った。
釣銭を受け取ってレジを離れたのだが、ふと見てみると、フランスフランでないお金が混ざっている。教授に見せると、
「オーストリア硬貨だなぁ。やられたな」
10フラン硬貨の代わりに、とっても安いオーストリア硬貨を渡されていたのだ。要は、レジ係が本来お客に渡すはずの10フランを、自分のポケットに入れちゃうわけだ。
そうこうしていると、数人の学生も同じ被害に遭っている事が判明。


そっちがこの硬貨を10フラン相当だと言うなら、10フランとしてこの店で使ってやろうじゃないか。こういうコスい(せこい)事する連中って、大嫌いやねん。

紅茶缶を持って、再度レジに並んでやった。さっきとは違う女性がレジを打っていたが、構わずオーストリア硬貨を渡す。
「これはフランじゃない」
乱暴に突き返された。・・・むっかー。
「・・・ちょっと待ちぃや」(ここから拙い英語で言ったんだけど、気分は完全に大阪弁)
レジ係と、背中を向けてるさっきの確信犯を交互に睨んだ。
「私はあの女から、この硬貨を10フランとして受け取っとんねん! 10フランとして通さんかい!」
いきなりブチギレの客に、ぎょっとするレジ係。
マズい・・・という感じの確信犯。背中を見せたまま、チラチラとこちらをうかがっている。
「おい、そこのあんたや! こっちに来いや!」
指差して怒り狂うと、2人はボソボソと小声で話し始め、黙ってその硬貨を10フランとして受け取った。

大声を出す必要はないのだが、他の客に知らしめる目的があった。お仕置きじゃ。恥をかけ。

後から聞くと、私がトイレに行ってる間、触発された学生達が後に続いたらしい。でも、誰もリベンジできなかったとの事。私のいる時にしろよ~・・・。

てなわけで、「シャルル・ドゴール空港」と聞くと、眉がピクリと動くのであった。
釣銭を受け取った時は、必ずその場で確認。おフランスのマドモアゼルに、いい勉強させてもらったわ。

で、すっかり話の飛んだコンフェデ杯なんだけどね、イルハン王子がトルコ代表から外れたらしい~。何でやねんなぁ。楽しみが減ったわ・・・(泣)





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Last updated  2004.08.07 01:39:10
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