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先日“アイビーさん”のお引越しのお手伝いをしましたが、その時にいろいろといただきものをいたしました。その時の日記に書き忘れていたのですが、お酒もいただきました。「ブッダちゃん、これ持って行って♪ 僕の飲まないお酒なんですよ」封の開けていないボトル4本と、自家製の梅酒(10年もの…らしい)です。その場にいたいずもまりさんが、「あのレモンジュース、レモンの色じゃなかったよ」と言っていたのですが、あまり気にすることなく、いただいてまいりました。そのことを忘れていたのですが、フと思い出し、飲んでみようと思い立ち、ラベルを見ていると、確かにお酒ではなく“レモンジュース”と書いてあるではありませんか。あれれ? 確か“アイビーさん”はお酒って言っていたんだけど…まぁ、彼のことですからチョットした勘違いでしょう。…と、思っていたのも束の間。2本目は“ライムジュース”!?カクテルなどを作る場合に使うレモンとライムのジュースです。しかも、色が…いずもまりさんが言っていたように、確かにレモンとかライムの色ではありません。どう見てもウイスキーの色なんですよ、この2本。「何だ!? この色は???」不安に感じて賞味期限を見ると、“1999.1.30”………どうりで…気を取り直して、残りの2本をチェック。残りの2本は、お酒でした。それもシャンパンでした。つまり、お酒×2、ジュース×2、自家製梅酒(10年もの…らしい)をいただいて来たのです。ジュースが6年も前に賞味期限が切れて変色していたくらいですから、シャンパンの方も多少不安だったのですが、まぁ、お酒であれば多少古くても、おそらく大丈夫でしょう(よい子のみんなはマネしないでネ)。飲みました。シャンパンというのは炭酸が入っていますから、フタに使われているコルク栓を開けると、シュポンっ!という音とともに、勢いよくコルクが飛んでいきます。………何だか…気のせいか……あまり勢いがよくないような気が………それでも、せっかくのシャンパンですから、F1の優勝者の表彰式のような気分で、ラッパ飲みしてみました。管理人はシャンパンやワインは普段ほとんど飲まないので、その味がよくわからないので、フンイキを楽しむ、というやつですね。さすがに自宅だったので“シャンパンかけ”はしませんでしたが、気分はシューマッハもしくは佐藤琢磨です。調子にのって、1本飲み干して2本目をあけました。翌日、チョッと、お腹をこわしました。悪酔いもしました。ただ、今でも生きていることを考えると、いちおう大丈夫だったのでしょう。それにしても、いつまでもネタを提供してくださいます。“アイビー”さん…Copyright(c)2004-2005 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2005年02月07日
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久しぶりに父親ネタです。管理人は比較的汗っかきですが、管理人の父上は、あまり汗をかきません。なぜか?母「あなた、あんまり汗かかないわねぇ~?」父「ケチだからな。ワッハッハッハッハ♪」管「そういう問題か!?」こんなカンジです。つまりケチだから汗をかくのももったいない、ということのようです。そのわりに顔は、いつも妙にテカテカしているので、年齢の割りには元気…と言うか若々しく見えるのです。そんな父上が、ある日、お風呂あがりに妙なサラサラ顔になっているのです。驚いた母上が、「あなた、どうしたの? 妙にサッパリしてるけど…」「いやぁ~久しぶりにセッケンで顔を洗ったから顔がパリパリするよ。」母上と管理人の心の声、(久しぶり???)管「いっつもセッケン使わないの?」父「ああ。お湯にひたしたタオルでこするだけ。」母「久しぶりって、最後にセッケン使ったのはイツ?」父「んんん~30年くらい前かなぁ~」母と管「!? マジでぇ???」そりゃあ~30年もセッケンで顔を洗ってなかったらパリパリするでしょう…いや、そうじゃなくって、30年も顔は水(お湯)洗いだけ?だから妙にテカテカしていたのか? 年齢の割りに元気そうに見える秘訣がそんなところにあったとは!母上も気付けよっ! 一緒に風呂に入ることもあるだろうに…しかし、こればかりはマネしようと思っても、ついセッケンを使ってしまう管理人でした。Copyright(c)2004-2005 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2005年01月21日
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伝説の男“アイビー”さんの、正式な引越しが1月20日に行われる、ということで、最後の荷物の運び出しのお手伝いに彼の家へ行ってまいりました。今回は、熱海(ホントは旧天城湯ヶ島)まで行かないので、今までお世話になっているいずもまりさんと2人で行きました。…が、彼の家へ着いてビックリ!荷物がまだ梱包されていない。運送屋さんの社長が午前中にお見えになって、「アイビーさん、今日はムリですねぇ~」と言われ、翌日の21日に引越しが急遽変更されたようです。と、いうわけで2人で荷物の梱包を手伝わされました。さて、荷物をかたづけていると、例によって「ブッダちゃん、これいらない?」「いずもまりさん、これあげる。」の、嵐です。彼の他界されたお父上さまは、元電気・水道工事の会社を運営しておられたタメ、専門的な器材がたくさん出てきます。電気屋さんが肩からぶらさげている電気が流れているかどうか調べる装置とか、電柱に登る作業員が感電しないように地面に電気を流す道具とか…しかも、ほとんど新品。いただいても管理人には利用する機会がなさそうなものばかり。その中で、いずもまりさんが見つけた箱。「アイビーさん、懐中電灯がいっぱいありますよ。」「ありゃ~持って行きませんか?」 これを売れと???「せっかくなので1本だけ。」その他、使わないものをいただいてきました。・引き金のない(壊れた)モデルガン・弾とエアボンベのないエアーガン(ボンベを使う、サバイバルゲームに使うヤツ)・ワインラック(管理人はワインはほとんど呑みません)・20アンペアまで計測できる電流測定器(使い道が…)いずもまりさんには、・賞味期限が1999年までの、よくわからないサプリメント×3・なぜか写真たて・小切手に数字を打ち込むヤツ(億まで打てる本格的なヤツ) …など基本的には、管理人にとってもいずもまりさんにとっても使い道のないものばかりなのですが、最後の小切手に数字を打ち込むヤツは、領収書をきる際に使えそうです。この機械。正式名称はチェックライターというそうです。どんなものかご存知ない方は、ググってみてください。ちなみに電子式ではなく、手で数字を合わせるアナログなヤツです、何せ年代物ですから…でも、数字はすべて漢数字。しかも“一二三”が“壱弐参”になっている本格的なものです。例えば“¥1200万円”と打ち込みたい時には“金壱千弐百萬円也”と打てるのです。帰ってから、さっそく実験してみました。たて書きだ…今時、たて書きの領収書なんて売ってません(涙) しかも、インクが出るタイプじゃなくて、穴をつける(字の形に紙を抜く)タイプだ…使えねぇじゃん。まぁ、工夫すれば何とかなりそう…と言うか何とかしますけどね。そんなこんなで、彼の引越しは予定通りなら21日に行われます。Copyright(c)2004-2005 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2005年01月20日
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伝説の男“アイビー”さんの引越しが、管理人が仕事をしている間に終了してしまいました。年賀状には、何かのパンフレットからパクッたような伊豆半島の立体地図のような絵がキレイに描かれてありました。ご自分で描かれた、との事。さすがデザイナーさん。しかし、神戸から熱海(伊豆半島)に引っ越すということだったのですが、書かれていた新住所を見てア然…新住所は“静岡県伊豆市湯ヶ島………”そ、そこは…熱海じゃなくて伊豆市の湯ヶ島ですからぁ~!伊豆市湯ヶ島(旧天城湯ヶ島町)は伊豆半島の真ん中、言ってみれば山の中。それに対して熱海市は東海岸で海沿い。全然、似ても似つかない場所ですからぁ~!!しかぁもぉ~熱海市何とかという地名ならともかく、市の名前すら全然違いますからぁ~!!!やられました。純粋に勘違いしているのか、管理人がだまされていたのか…やはり最後まで(死んだわけではありませんが)意味不明と言うか、伝説の男でした。Copyright(c)2004-2005 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2005年01月12日
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気付けば、もう今年もあと2日です。12月に入ってから日記が息切れしている管理人です。忘年会やら何やらで、まぁ12月というのは結構慌しかったりしますが、それにしても今年の12月は、さらに忙しい。なぁ~ぜぇ~?何か“盆”と“暮れ”が一緒にやって来たような…確かに“暮れ”なんですが。実は以前、日記にご登場いただいた“伝説の男アイビー”さんが神戸の自宅を売って、静岡県の熱海に家を買われ、引っ越すことになったのですが、その、お手伝いにも行けず、また彼は12月23日が誕生日で毎年お祝いにうかがっていたのですが、今年はそれも行けず…引越しは年明け早々を予定しているそうなので、せめてそれくらいはお手伝いに行かないと…アイビーさんは荷物を何回かにわけて運ぶそうなのですが、「雪が降らなければ、トラックで荷物を運びますんで、ブッダちゃん、よろしく」「えぇ、日付だけ、ちゃんと教えてください。」「雪の降らない日ですよぉ~日帰りで行きますんで♪」何ですと!?“雪の降らない日”なんて指定されても管理人は石原良純ではないので、よくわからないんですが…いや、それ以上に日帰りって………神戸~熱海間は、クルマで約500kmです。以前、仕事で神戸~金沢間を日帰りしたことが管理人のクルマでの最大の移動です。この往復距離が、確か600km弱だったと思います。かなりツライです。熱海というのは伊豆半島です。管理人は以前、その辺に住んでいたので、何回かクルマで移動したことがありますが、結構しんどいです。しかも日帰りって、往復距離1,000kmです。走れない距離ではありませんが、荷物の上げ下ろしを含めてのことを考えるとムチャし過ぎです。若ければいざ知らず、管理人ももう30代後半。アイビーさんにいたっては還暦を過ぎた、言ってみればおじぃちゃん。まぁ一般的なおじぃちゃんよりは体力があるとは思いますが、う~ん…どうなんでしょう。いずれにせよ、いろいろとお世話になったので、そのくらいのことはして差し上げたいのですが…今年最後の日記になりますが、新年から、不安が山積みになっている管理人でした。それではみなさま、よいお年を。Copyright(c)-2004 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2004年12月30日
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ここ数日、父上メインの話でしたので、たまには母上のお話でも。父上とは2人で旅行(放浪)することが多いのですが、母上をないがしろにしているわけではありません。もちろん、お2人を連れての旅行もあります。ただ、ネタとしてはおもしろみがないと思われるので書いておりません。と、申しますのも、拙者の母上は放浪に近いような旅行はあまり好きではないのです。どちらと言えば、旅行業者さんのツアーのようなスタイルが大好きなので、母上同伴の場合はキッチリした計画を父上が立てます。父上の血液型はA型、母上はB型なので、管理人は必然的にAB型です。それは良いのですが、この旅行のスタイルからすると2人の血液型は逆のような気もします。しかし、さすがA型の父上様。キッチリした計画を立てると、かなり細かい予定を立てます。例えば福岡の実家から神戸まで来るような場合。○時□△分の筑豊線(今は名称が違います)で博多まで出て、□時△○分の“ひかり”に乗って…といった具合で、寸分もムダのない日程を構成いたします。やっぱり血液型はあっています。ちなみに彼は、時刻表を毎月購入しております。別に毎月どこかに出かけているわけではないのですが、本棚にはズラリと時刻表が並んでおります。まぁ、それはさておき、母上様は友人と連れ立っていろいろなツアーに参加しております。特にお気に入りはJTBさんのツアー。さすが日本でNo.1の旅行業者さん。ツアーマニアの母上様は今ではJTBさんのツアー以外では旅行しないほど信頼しておられます。やはり内容が充実しているそうで、他の旅行業者さんのツアーに参加したあとは文句タラタラなのですが、JTBさんのツアー参加後はベタボメです。そんな彼女がインドネシア(だったと思います)に旅行した際、おみやげを買って来てくださいました。実は管理人はおみやげを選ぶ時に、どうも一般的なおみやげを買うのが好きではないようです。誰でもくれそうなモノを買って帰っても…と思うのですが、良識派の方からは不思議な目で見られます。まぁ、新婚旅行でアメリカに行った時のおみやげがエロ本とTシャツだった友人のSと同じようなセンスですね。旅行すると、いろいろなおみやげを買って来てくださる買い物好きの女性は多いのですが、彼女もそんな女性の1人です。よく、「これ、どこに置くの?」といった置物とか、「こんなマズそうなもん、食べるの?」というようなお菓子を買って来ます。そして、インドネシアから帰って来た彼女。「ブッダにはたくさんお土産があるのよぉ♪」「何買って来てくれたの?」「うふふ。まずはシャネルのスウェット♪ニセモノだけどネ」「ニセモノ?」「それからヴィトンのセカンドバッグ♪これもニセモノだけどネ」「………」管理人は、基本的にはブランドには興味がないので別にかまわないんですが、それにしてもニセモノばかりとは…「何でニセモノばっかなん?」「だって安かったから♪」「そういうことじゃなくって…」どうも、堂々とニセモノだと言って売っていたそうで、承知の上でニセブランドを大量に購入して来たようです。わざわざ海外から。まぁ、本物だと思って買って、よく見たらニセモノだった…というケースよりは良いのでしょうが、何か、こう…いただいて嬉しいやらムナシイやらでした。おそらく、管理人のおみやげを選ぶセンスは彼女のDNAのなせるワザだと思われます。ヤレヤレCopyright(c)-2004 BUDDA1967. All Rights Reserved.
2004年11月20日
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この話は、実は今まで友人や彼女にでさえ、あまり話したことがない話です。なぜか?アメリカ軍の方と警察(静岡県警)に固く口止めされていたからです。管理人が小学生の頃。当時の管理人が住んでいたところは、海と砂浜があって、すぐに家がポンと建っているような場所でした。忘れもしない、日曜日の夜7時20分。裏の砂浜からゴォーッという音が鳴り響いてきておりました。管理人の母親が、「何かしら?あの音?」小学生時代の管理人、「ブルドーザーじゃないの?」当時、東海沖地震が騒がれており、しきりに海岸に防波堤やら何やらを建設中でしたので、そういった騒音は日常茶飯事だったのです。しかし、あまりの騒音に窓から外を見た管理人の母上、「ブ、ブッダ!ヘリコプターよぉっ!!」「ヘリコプター?タケコプターじゃなくて?」なんてツマラナイ冗談を言いながら、母上様は気でもフレたのではないかと窓の外を見ると…確かにヘリコプターがっ!ブルドーザーの騒音だとばかり思っていたのは、実はヘリコプターのプロペラがビュンビュンまわる音だったのです。ほどなくして、町会の方がやって来て、母上はお出かけになられました。「いったい、何事?」と思いつつも、日曜の夜7時台はアニメの時間です。ハウス名作アニメ劇場を見ていたのですが、しばらくして帰って来られた母上様。「お父さんを呼ばないと…」と、言いながら会社に電話をかけはじめました。そうです。前回までの主役である、あのマイペース男に電話をかけようとしているのです。「何?何があったの?ヘリコプターがいるだけじゃないの?」この管理人の疑問は無視。ふたたびお出かけになる母上様。30分ほどして、母上様、ご帰宅。そして、「ちょっと、たいへん。あんたも来る?」いや、今さら“たいへん”って…とりあえず母上様と様子を見に裏の砂浜まで。そこには、たくさんの人だかり。せまい町ですから、何事か?と集まって来た町民のみなさま。そして、ひときわ明るい照明が照らされたテントの中に見慣れたオッサンが1人、外人と話をしているではありませんか。それが、例のマイペース男、管理人の父上その人だったのです。イカツイ軍服を着た外人と何かの書類やら地図を見ながら英語ペラペラの父上。「いったい何?」まさに疑問符だらけの小学生の管理人。タネあかしをすると、管理人が住んでいた町の砂浜がアメリカ軍の緊急避難地として設定されていたそうです。緊急避難地とは、遭難した時や所属する基地が破壊された時の避難所のような役割のようです。管理人もあまり詳しくは知りません。夜間練習中に基地の場所を見失ったアメリカ軍のヘリコプターが緊急着陸したわけです。ところが、何せ田舎町ですから、英語のできる人間がいません。そこで白羽の矢が立ったのが、管理人の父上と母上だったのです。これは、その時に判明したのですが、どうも父上はGHQ(戦後、日本を管理していたアメリカの組織)の福岡支部(?)でバーテンダーをしていたようです。そして、母上もGHQで事務の仕事のようなことをしていたそうです。つまり、2人とも英語がある程度話せるヒトだったのです。特に、わがままマイペース男の父上。英語ベラベラでした。アメリカのイカツイ軍人さん相手に対等に話をしているではありませんか!その後、この事実は静岡県警の方が口止めをお願いしに来たようです。町民の中でも海岸に住んでいる方以外は、まったく何が起こったのか知りません。もちろん、新聞にも載りませんでした。言ってみれば、駐留アメリカ軍(と日本政府)の極秘事項なわけです。それはヘリコプターが緊急着陸したことよりも、その海岸が緊急避難地に設定されていたことが極秘事項なわけです。すごいゾっ!父上様っ!!そのせいか、何故か街中を歩いていると管理人は、よく外国の方に道を聞かれます。あっ、これは関係ないか…まぁ、わがままマイペース男の意外な一面でした。
2004年11月19日
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管理人は、自分が食べてみようと思った食べ物以外は、ヒトにすすめられても、あまり食べません。「これ、食べる?」「いや、いいよ。」こんなカンジです。随分、昔の話ですが管理人が帰宅すると、母がシュークリームを食べながら、「あんたも食べる?“カルピスシュークリーム”だよ。」と、声をかけて来ました。“カルピスシュークリーム”とは、全国チェーンの某お菓子屋さん、コンフェクショナリーコトブ○で売っているシュークリームです。カルピス!?あのカルピス?それがシュークリーム???と思い、これは食べてみなければ。と、「うん。ちょうだい。」その瞬間、カルピス入り(たぶん)のクリームを口から吐き出しそうになりながら、「食べるぅ!?」と、裏声で聞き返して来る母。「うん。たまにはね。おいしそうだし♪」「あっらぁ~そうなら“そう”って早く言ってくれればいいのにぃ~」「早く?いや、今聞かれたから…」「じゃあ、これ…」と言いながら食べかけのシュークリームを渡そうとする母。「?」「あんた、いっつも食べないからぁ~今日もいらないと思って…」「???」「食べちゃった♪」“食べちゃった”って何? 何で食べかけのシュークリームを管理人に???「もしかして………それしかないの?」「ウフ♪」何が“ウフ♪”じゃあぁーっ!するってぇと何かい?“どうせブッダはこれ食べる?なんて聞いても食べないから、最後の1個だけど 食べちゃおう♪あっ!帰って来た。いちおう聞いてみようかな…”みたいなカンジかぁ? そんで、“あら、いやだ。この子ったら今日に限って食べるの? だったらこれを”だったら最初から聞くなよぉ~(涙)別に管理人は、食べられなければ食べられないで、文句などは言いませんし、言ったおぼえもありません。時は流れて、ついさっき。姪(17歳、♀)がチョコレートのついたパイのようなお菓子をたべておりました。「1個どうぞ。」←姪「そう?んじゃあ、どれどれ。」一口、パクッっと食べました。すると、「あぁっ!ホントに食べたぁーっ!社交辞令のつもりで言ったのにぃ~」「?」「いぃっつも食べないやぁんっ!」「! てめぇ~は九州のババァかぁっ!!」九州のババァ=管理人の母&姪のおばぁちゃんです。いつもは、このようにすすめられても、「いや、いいよ。全部召し上がれ。」などと返事をするのですが、たまぁ~に食べてみようという気になり、食べるのです。じゃあ、すすめるなよぉ~(泣)恐るべし、DNA。星座も血液型も動物占いも日本歴史占いも違うはずなのに…
2004年11月01日
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今日は気が向いたので“アイビー”さんの話をします。数年前の年末。神戸の三宮(神戸で最も大きな繁華街)で行われる、とあるパーティに“アイビー”さんから誘われておりました。参加するのは、神戸市内のお店や中小企業の社長さんなどが集まるそうです。“アイビー”さん、かなり顔が広いです。実はつい先日も東京の何とか会に参加して来られたようです。この何とか会、政治家の方や大企業の社長さんなどが集まる、一種の経済勉強会のような会です。こういった場にはしょっちゅう顔を出していますので、お知り合いの幅が広いのです。ただ、“アイビー”さんから誘われたパーティは、何のパーティなのか、よくわからないのです。いちおう名目はクリスマスパーティだそうですが…しかし、このパーティの日、管理人は同じく三宮で講演会(厳密に言えば説明会)の仕事があり、丁重にお断りしておりました。それでもしつこく誘われ続けていたのですが、管理人もしつこくお断り続けておりました。さて当日。講演会の仕事が終わり、仕事仲間とエレベーターホールで反省会を兼ねた雑談の最中、突如、「ピンポーン」という音とともにエレベーターの扉が開きました。中からは見慣れた1人の紳士が…「ブッダちゃぁ~ん、パーティの時間だよぉ~♪」「げっ!?“アイビー”さん…なぜここに?」「行く」って一言も言ってないのにぃ~(泣)そして、ムリヤリ拉致される管理人。もうあきらめました。負けましたよ。まさか迎えに来られるとは…パーティ会場は、その講演会場から徒歩1分ほどの、とあるお店です。途中、花屋による“アイビー”さん。「どうするんですか?」「友達のTが歌うから、ブッダちゃんが、この花を彼にあげて欲しいんですよ」なぬ?普通、そういった役どころは女性なのでは?相手が女性ならともかくTさんは♂なのに?いや、それよりも“歌う”???歌うって何だぁ~!?パーティ会場に入ると、そこはかなりお年をめした方々が男性女性入り乱れていらっしゃいました。パーティのスタイルは、テーブル席のバイキング方式です。いざ、料理が並ぶと、お年をめした男女が殺到して管理人の入り込む余地がありません。仕方なく、例によってビールを飲んでいると、隣の席にやや若い、やはり入り込む余地のない比較的紳士的な方がいらっしゃいました。その方と会話でもしようかと名刺交換すると、彼は何とかという(名前は忘れました)議員さんの秘書。“えーっ!?何で議員さんの秘書がこんなところに?”もちろん聞きましたよ。「何で○○さん(議員の秘書)は、このパーティに参加しているんですか?」「いやぁ~ホントは□□(議員の名前)が参加するはずだったんですけど来れなくなったので」彼は続けます。「ホントはこういう所、苦手なんですよねぇ~」えぇ、いちいち言わなくても見ていればわかります。あからさまに苦手そうです。そんな2人の寂しい会話に、やたらセンスの悪いスーツ(とネクタイとシャツ)を着たにぎやかな男性が割り込んで来ました。彼は片言の日本語で名刺を出して来ました。“こいつも議員の秘書かよっ!?”彼は別の議員さんの秘書という肩書きでした。しかし、これはチョッとアヤシイ…どうも韓国の方のようなのですが、まず服装のセンスが悪過ぎです。まるで渡り鳥シリーズの敵役のような服装です。今時。そして、彼の名刺。昭和30年代に撮影したと思われるほど古くさい一家団欒の写真がノリではってあるのです。写真をはるのは構いませんが、もっと最近の写真はなかったものか…で、やたらうるさい。まぁ、そうこうしているうちに誰が連れて来たのかわかりませんが、キレイな外人の女性が2人やって来ました♪なぜか、例のアヤシイ方の秘書が管理人に紹介してくださいましたが、名前がよくわかりません。彼女たちはロシアの方だそうです。身長180cmくらいで、スリムなモデル体型、しかも白人女性ならではの美貌。何と美しい。この時だけはパーティに参加して良かったと思いました。そして、いつの間にかウロチョロしていた“アイビー”さんが戻って来て、彼女たちとダンスを始めました。しかし、この光景がまた…スリムでキレイなお母さんに甘える白髪まじりでズングリムックリした子供みたいで…ダンスを終え、席に戻って来た“アイビー”さん。「キレイですねぇ~あのロシア人」との管理人の言葉に「ロシア人はねぇ、若い頃はホントにキレイなんですよ。でも年取ると体型がねぇ~」「あぁ、欧米人にありがちですよねぇ」「そう。でもロシア人の場合は骨格まで変わるからねぇ~」………ロシア人って、何の生き物?「いくら何でも骨格までは変わらないでしょう?」「いや、これがホントに骨格まで変わるんですよ。」んんん~~~そんな話、聞いたことないゾ…骨格まで変わる人種があるのか???謎はひとまず置いておいて、歌謡ショーが始まりました。どこかで見覚えのあるおばちゃん(65歳くらいかな)がジュディオングのような衣装でステージへ。誰だっけ?「△△さぁ~ん!」と“アイビー”さんが声をかけています。△△?どこかで聞いた名前だけど誰だっけ???!思い出しました。このおばちゃん、“アイビー”さんの呑み仲間で、某雑誌の編集長ですっ!ちょっと待てよ。何だ?この歌謡ショーは…このおばちゃん、有名人だけどシロウトじゃん。この後歌うのがもしかして管理人が花束を渡す予定のTさん?△△さんの歌が終わり、出てきました。Tさん…マジっすか?歌い終わり、お約束通り花束を渡しましたよ(涙)やっぱ女性がやるべきでしょ?こういうのは。とにかく何でこの謎のパーティにムリヤリ連れて行かれたのか意味不明のまま、パーティはとどこおりなく終了。今でも“アイビー”さんのお宅には、年を取ると骨格まで変わってしまうロシア人女性の写真が飾られております。
2004年10月19日
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伝説の男“アイビー”さん、軽く紹介させていただいたのは良いのですが、伝説があり過ぎて何から書いて良いのか?チョッと混乱しております。“アイビー”さん、若い頃(東京にデザイン事務所を構えて羽振りの良かった頃)はあっちこっち旅行されていたそうです。国内・海外問わず。そんな“アイビー”さんが東南アジアを旅行された時の話です。どこの国かは忘れてしまいましたが。現地までは、お仲間数人で出かけ、そこで“アイビー”さんは1人で現地のガイドを雇って1人で観光をしていたそうです。ありきたりの観光めぐりにあきた“アイビー”さん。誰も知らない所に行きたいと現地のガイドさんにリクエストを出されました。そして“アイビー”さんとガイドさんは、たった2人でジャングルへGO!けもの道を越え、増水した川をカメラが濡れないように歩いて渡り、幻の大蛇を探し、謎の巨大吸血コウモリを追い、さらには毒グモの恐怖と戦いながら2人が行き着いた場所にはジャングルに住む未開の原住民の方々が…(チョッとだけ脚色しています)以下、“アイビー”さんのお話をもとに管理人が想像したものです。“アイビー”さん「こんな所、知ってたの?」ガイドさん「もちろんです。よく知ってますよ。」チョッとガイドさん、怪しいのですが、とりあえずは原住民の方々に歓迎されたそうです。原住民の方々は、吹き矢でネズミのような生き物を捕獲して料理してくださったそうです。この吹き矢、時代劇に出てくるような、たて笛くらいの大きさではありません。人間の背丈ほどもある巨大なシロモノです。この吹き矢にも驚く間もなく“アイビー”さんの目に飛び込んで来たもの…それは、先ほど捕獲したネズミ(のような生き物)の丸焼きです。しかも原住民の方々の1番のご馳走は、このネズミ(のような生き物)の頭部、つまり頭なのです。頭を丸かじりするのです。原住民の方「△◎*@□○∵#◇▽…」ガイドさん「遠慮なく食べてください。と言ってます。」“アイビー”さん「これ、頭ごと!?全部?うえぇぇぇ~」ガイドさん「頭が最高のご馳走です♪」本当に通訳しているのかどうか怪しいガイドさんに勧められても、どうにもこうにも食べる気にならない“アイビー”さん。困った挙句、食べたそうにしていた原住民の子供にあげて、自分は米(のような食べ物)をいただいていたそうです。それを見かねた原住民の方が、米の上に白い粉をふりかけてくださったそうです。しかも大量に。マジックパウダー?南米であればゾンビパウダーかも?てっきり砂糖だと思い込んで全部食べてしまった“アイビー”さん。疲れていたのでお腹が空いていたのでしょう。「それにしても全然甘くないなぁ~」と“アイビー”さんの感想。さらに疲れているはずなのに、あまり眠くない。どういうわけだ?しかし、フラフラしてきた…そんなこんなで翌日。市街地まで帰って来た“アイビー”さん。ガイドさんとわかれ、1人バスに乗って、一緒に旅行していたお仲間と合流するためにホテルに向かいました。ところが、周囲(その国の)の方が“アイビー”さんを見てクスクス笑っているではありませんか。それも1人や2人ではなく“アイビー”さんを見た方がほぼ全員。わけのわからないままホテルにたどり着いた“アイビー”さんにホテルの従業員さんがささやいたのです。「いい娘、紹介しますよ♪」「? いや、そういうことを目的に来たわけじゃないから。」本当にそうなのかは不明ですが“アイビー”さんは、とりあえず拒否。しかし今日初めて来たのではなく、この国に来てからずっと泊まっているホテルなのに、なぜこのような勧誘が?しかも何日もたっているのに???そして“アイビー”さんはお仲間たちに指摘されてしまいます。「お前、ずっと立ってるのかぁ!?」「何のこと?」まったくワケのわからない“アイビー”さんがフとご自分の股間を見ると、何とっ!立っているではありませかぁ~全然いやらしいことを考えているわけでも、寝起きでもないのに…どうもバスに乗っている間も、ずっとその状態だったようです。それで周囲の方たちが笑っていたのです。ん?この場合は苦笑していたのか?それにしても原因がわからない。バイアグラなどない時代です。ましてや、あったとしてもそんなモノを飲んだ記憶もない。事情がまったくわからない“アイビー”さんがお仲間に前日の原住民の村(?)での出来事を話すと、“アイビー”さんより少しだけその国に詳しいお仲間が「それはマリファナだよ。」「えぇぇぇぇーっ!?」そうです。原住民が米(のような食べ物)にふりかけた白い謎の粉の正体はマリファナだったのです。しかもマリファナは普通、吸引して摂取するものです。それを食べてしまったのです。だから疲れているのに眠くならなかったし、眠くないのにフラフラしていたり、ホテルの方が“いい娘”を紹介してくださろうとしたり…余談ですが、ああいった薬物というのは摂取の仕方によって効果の度合いが違ったり、効果が持続する(あらわれる)時間が変わるそうです。1番効果の低いのが、吸引、つまり肺からの摂取です。そして口頭。ひらたく言えば食べることです。そして覚醒剤のように血液に直接注入する方法がもっとも効果が高いそうです。つまり“アイビー”さんは、普通にマリファナを摂取する方法より過激な方法で摂取してしまったのです。管理人はマリファナを吸ったことも食べたこともないので、どんな症状になるのかは想像もつきませんが“アイビー”さんの話で1つだけハッキリしたのは、マリファナを食べてしまうと“立ちっぱなし”になりそうだ、ということです。カブトガニを食べた男も強烈ですが、マリファナを食べた男というのも…実はこの話の所要時間は2~3時間かかります。上記の内容は、管理人が要約したものです。割愛した話では、スクーターを借りて走っていたら知らない間に国境を越えてしまって、銃を持ったおばあちゃんに撃ち殺されそうになったり、小学生くらいの女の子に逆ナン(商売で)されたり、先ほど登場した怪しいガイドさん一家がたかって来たり…等の話が追加されます。話、長いです。“アイビー”さん。1つ注意しておきますが、マリファナは日本国内では所持しているだけで犯罪になります。最近“あっち”が弱いからなぁ~といった理由でマリファナを食べるのはやめましょう。あと、良い子のみんなも絶対にマネしないようにね。
2004年10月16日
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管理人は、当たり前の方より、少し変わった方が好きです。悪く言えば、まわりから疎まれているような方に魅力を感じてしまいます。これは、けっして“疎まれているから”ではなく、管理人にとっては当たり前と言うか、そういった方がまともなことを言っていたりするからなのです。逆に、そういった方から好かれたりもします。この“アイビー”さんも、そんな方の1人です。ちなみに“アイビー”さんと言う呼び方は、彼の屋号(デザイナーなので、いちおうデザイン事務所)から付けました。けっしてアイビーファッションが好きだから、という理由ではありません。“アイビー”さんが、なぜ周囲から疎まれるのか?それは、ただ1つ。話が長いっ!彼の住まい兼事務所は神戸市の東の方にあるのですが、遊びに行くと寝させていただけません。ほぼ一晩中、話をしています。それも1人で。“アイビー”さんと管理人の話している割合は99:1くらいの比率です。これは決して大袈裟に言っているわけではなく、本当にこのくらいの比率なのです。ですから周囲の方に疎まれてしまいます。さんざん語り尽くした挙句、「おや?もう7時(朝の)だよ。ブッダちゃん、そろそろ寝ようか?」(このオッサンは眠くないんかいっ!てぇか、もう朝なんですけど)というカンジです。さて“アイビー”さんがどういう方なのかと申しますと、年齢62歳(たぶん)、デザイナー(がメインの仕事)、現在独身で、前の奥様との間に2人のお子さんがいらっしゃる、やたら酒呑みで、話が長い。こんなカンジです。血圧の関係で、お医者様からお酒を減らすように言われているようですが、お構いなし。お医者様からいただいている薬を飲んでいても、いっこうに血圧が下がらないので、「もう薬飲むのをやめようと思っているんですよぉ~」「いや、それは“アイビー”さんがお酒を呑み続けているからじゃないですか」先日、腸閉塞で4日ほど入院されたらしいのですが、退院した翌日にはもう、京都だか奈良でのお月見会に参加されたようです。でも、その経歴には目を見張るものがあります。昔は、シャウエッセン(ウインナー)のパッケージ(袋)の文字をデザインしていたり、カラムーチョ(お菓子)の企画開発に携わっていたり、東京都府中市に大きな工場を持つ某大手電気メーカーの社内報のデザインを担当していたり…最近では中国のヤセ薬を輸入して販売していたり(これは一時期問題になって、警察の御用になった方もいらっしゃいます。“アイビー”さんは大丈夫でした。)…さて“アイビー”さんの話のネタですが、実にバラエティ豊かです。ザッとあげると、○銀座のおねいさんに和服一式プレゼントしていた話(対象は1人ではありません)○伊豆大島で巨大UFOを目撃した話。○ベルリンの壁崩壊前の東ドイツでの恐い体験。○フランスの凱旋門前の広場(ロータリー)を意味もなく何周もクルマで走った話。○東南アジアの原住民にマリファナを食べさせられた話。…など。もちろん、これだけではありません。ある意味、冒険家です。“アイビー”さんの他界されたお父上は、生前、電気工事と水道工事の仕事をされていたそうです。必然的に“アイビー”さんのお住まいの倉庫には、水道管やら蛇口やら何に使うのか、管理人にはさっぱりわからない機材が山のように置いてあります。もちろん“アイビー”さんはデザイナーなので、これらの水道管や機材は必要ありません。そこで捨てようと思い立ち、倉庫の整理をしていたそうです。そして、「ブッダちゃん、これいらない?」「? 何ですか? この棒は???」長さ30cmほどで、先端が金メッキの棒を管理人に差し出す“アイビー”さん。「あっ!そんなことを言ってぇ~避雷針ですよぉ~」「避雷針って…」避雷針とは、建物に落雷した場合に電気のエネルギーを逃がすためのアンテナのようなもので、この棒に落雷するように建物に設置します。ある程度の高さのビルには必ず設置しなければいけないそうです。余談ですがジャンボジェット機にも設置されているそうです。「先っぽが金メッキですよぉ~♪」「いや、そんなに嬉しそうに言われてもワタシ、電気工事とかの仕事をしているわけでは…」「いりませんかぁ?」「だから、残念そうに言われても、使い道がわかりませんし…」「では水道管を持っていきますか?」「…水道工事もしていないので。」どうしても管理人に、膨大な工事用物資を処分させたい様子の“アイビー”さん。いただいても使い道に困るし、置き場所にはもっと困るので丁重にお断りいたしました。これ、文章ですから短くしていますが、こんなやり取りが1時間は続きます。しかも、実際にはこんなにすんなりとした会話ではありません。本筋からそれる。それる。それる。もちろん管理人も、負けてはいられない(何にだ?)ので、彼の60歳の誕生日にお伺いした際には、赤いマスクをプレゼントいたしました。スキー用品だと思うのですが、目と口の所に穴が開いている毛糸のマスクです。しかし、これには1つ問題が…“アイビー”さんにはカツラ疑惑があるので、その場でかぶられて、脱ぐ時にチョッとハラハラドキドキしてしまいました。脱いだら、見ず知らずのお坊さんのような方がいたらどうしよう?まぁ、その心配は杞憂に終わりましたが…“アイビー”さんの基本的なご紹介が終わったところで、次回からは彼の伝説っぷりを披露してまいります。
2004年10月15日
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今回は、管理人の中の“伝説の男”であるIさんの話です。このIさん、年齢は50歳を越えていますが、とっても独創的な感覚の持ち主なのです。見た目は、くたびれた石田純一、だらしないフンイキの石田純一といった感じなので、年齢の割には若く見えます。(ご本人様、ご覧になっていたらごめんなさい)去年だったか、おととしだったか記憶があやふやなのですが、かつて管理人が広告の仕事をメインにしていた時のことです。岡山の小さな温泉地に仕事に行く際、どうしても1人で行くのが不安なのでついて来てくれ、と懇願され、彼の仕事に同行したのです。その時の車中でのこと。I氏「この前、鳥取県知事に会いに行ったんよ。」この言葉から、すべてが始まります。I氏も管理人も、鳥取県にはけっこう仕事で行っていたのですが、このI氏が、そんな人脈を持っていたのか?と疑問を持った管理人に、彼が説明してくださいました。どうも、鳥取県に対して“おもしろい企画”を思いついたらしく、それを県知事に直接会って、ご説明申し上げようと思いついたらしいのです。この企画の内容は、企業秘密の部分を含んでいるので詳細は述べられませんが、ホームページに関することなのです。話を聞いていると、次のようなことが鳥取県庁で起きた、と推測されます。 I氏「県知事に会いたいのですが?」 受付の人「は?お約束はありますか?」 I「いえ、約束はありませんが、知事にどうしても伝えなければならないことがありまして。」 受「アポがなければ会えません。アポをとってから、もう1度お越しください。」ま、これは管理人の想像なので、現実とは少し違うかもしれません。で、Iさん、そうとうダダをこねたらしく、受付の方も手に負えなかったのでしょう。観光課か何かの方が出てきて、企画書だけお渡しして帰って来られたようです。一企業の社長ならいざ知らず、相手は県知事です。おそらく、他の都道府県でも同様の扱いを受けたことでしょう。だって、どんな輩が来るか、わかりませんからねぇ。何と無謀な…まぁ、ビジネスの世界では、常識はずれな方(方法)が成功していることもあるので、彼の行動力は管理人も見習うべき点があります。さて、一通り話し終えたIさんが、唐突に「俺には、でっかい夢があるんや。」と切り出しました。以下、要約します。 国内・海外の有名観光地を取り上げたビデオDVDを¥1,500で売る。そういうビデオは あまり売られていないし、売っていたとしても高い。だから、この値段で売る。しかも、隠し玉 ではないが、トップスターを案内役で出演させる。例えばキムタクとか草薙君とか。もちろん、 行く場所によっていろんなスターを出演させる。そうすれば、旅行好きとタレント好きの双方が 購入する可能性が出てくる。と、いうような内容。ほぉ~IさんにとってのトップスターはSMAPなんだぁ、と思いつつとりあえず、管理人の不安要素を聞いてみる。管理人「¥1,500で利益でるんですか?取材・撮影費だけでもそうとうな金額が必要ですよ。」I氏「そう、だから近ツーとタイアップ(業務提携)する。」近ツーとは、言わずと知れた、大手旅行会社の近畿日本ツーリストのことです。官「何でJTBではなく近ツーなんですか?」※ちなみに、業界No1シェアはJTBである。I「おおもとが関西だから。」………ま、いっか。官「制作費は?DVDの焼付けも委託しなきゃならないだろうし」I「大丈夫。パナソニックとかSONYとタイアップするから。」えっ!?そうなんですか?官「じゃあ、タレントの出演費は?キムタクなんてCM出演でさえ7~8千万しますよ?ま、まさかそれも…」I「もちろん、タイアップ!ジャニーズ事務所とね♪」管理人、言うまでもなく大爆笑。それこそ涙を流して笑わせていただきました。今のご時世、タイアップが業務拡張の有効手段だというのは理解できます。事実、ご破算になったとは言え、旅行業界では、業界No1のシェアを誇るJTBに対抗するため、業界No2の近ツーとNo3の日本旅行が業務提携する直前まで話が進んでいたのです。しかし、そこまで最初からオンブにダッコを目指すとは!ある意味、大物かも!?まぁ、利益が発生した時の、それぞれの取り分をどうするのか?というような細かい問題点は置いておいて、彼の計算では、これで採算が取れるらしい。しかも、彼がこの計画を実践したいのは、長引く景気の低迷を脱却する起爆剤を投下して、「プロジェクトXに出たいんや」との事。これは、ご存知のように某国民放送局の長寿番組で、“風の中のすぅばるぅ~♪”と言うアレですね。管理人、またもや大爆笑。マジメに言っている方を前に失礼だとは思いますが…確かに、景気の回復には何らかの起爆剤が必要。例えば、関西圏では阪神の優勝とか。中学校とか高校の社会科に出て来るように、景気とは、おカネが“市場(しじょう)”を動く流れのこと。つまり、おカネが“市場(しじょう)”で動くためのキッカケがあれば、景気は回復するわけです。なるほど。政府ですら、なし得なかった起爆剤の投下に成功すれば、もしかしたら番組に取り上げてもらえるかも…“日本経済を救った男”として。しかし、それがそのビデオDVDですかぁ?しかも、自分の収入とかより名誉をとりますかぁ?プロジェクトXって…んんん~~~~~~~やっぱり大物かも!?もしかしたら、売れるかもしれないし、景気回復の起爆剤になるかもしれない。ですが、管理人には何かピンと来ないんですよ。Iさん、ごめんなさい。ただ、目的がどうであれ、目標があるのは素晴らしい。管理人にはツマラナイ目標、と言うかセコイ目標しかないので、彼の話は、笑ってしまいましたが輝いて見えましたよ。こうやって書いているのは、決してバカにするためではなく、応援しているからです。(違う方法を探した方が良いとは思いますが…)彼の話は、一見、すっとんきょうに聞こえてしまい、大笑いしてしまいました。ですが、その、目的に向かって自分自身を信じることができる姿勢は、尊敬できます。今は、管理人も広告関係にはあまり携わっていないので、彼のその後の状況を聞くことはできませんが、プロジェクトXにご登場される日を楽しみにしています。ちなみに、伝説の女・Iさん(今の仕事仲間)もいるのですが、彼女の話は、また別の機会に…
2004年08月18日
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