買い物ブギ

カレー研究室

一人暮らしをしていた頃、お隣さんがバングラデッシュ人、
おまけにインドカレー店のオーナーだったことから、
たまに手作りカレーをご馳走になったりしていました。

いくつかの香辛料をささっと混ぜて、ひと煮立ち。
簡単そうなのに、すごく美味しい。

もともとエスニック料理等は大好きだったけど、
「私にも作れるかも！？」と思ったのは
そのお隣さんの存在が大きいです。

とはいえ、本来チョー腰重なので、スパイスを集めて作り始めたのは、つい最近。
本格的なのがいいけど、あんまり使わない香辛料は欲しくないし…と
試行錯誤しながらのカレー作りの中から、オススメの本と香辛料を紹介したいと思います。

「インド家庭料理　カレーとサブジ」香取薫

カレーのためにスパイスを買ったはいいが、それ以外の使い道が分からない！
このままじゃスパイス腐ってしまう～という頃に、出会った本。

カレー作りのためには欠かせない、主要スパイスはたったの５つ。
コリアンダー、クミン、ターメリック、レッドペッパー（カエンペッパー）、ガラムマサラ。
スパイスの数こそ少ないけれど、味は本格的で、
簡単だけども美味しいカレーとサブジ（インド風炒めもの）のレシピをいろいろと紹介してくれます♪

ちなみにこの本を著した料理研究家の香取薫さんは、
バックパッカーしながら各国の家庭料理を教わっていたという旅と料理の達人。
旅好きとしては、そちらの興味も惹かれます。

ただ、ひとつだけ注意点。
これを紹介するにあたって、本の解説を読み直していたら、
肉、魚は使わずに野菜と豆のみのオールベジカレーだったことが判明。
ベジタリアン向きなんですね。
それでもあまり淡白な気がしないのは、スパイスの効果をとことん引き出した料理法のおかげでしょうか。

スパイスは漢方だという著者。
これら料理の翌日はなぜか体重が１、２キロ少ないのが嬉しいです。
利いてるかも…しれないカモ？

▼作ってみたもの
カレー