基本的なリゾットの作り方。


『基本的なリゾットの作り方。』です。

リゾットはパスタと一緒で、た~~~~~~くさんの種類があります!!

ホントにいろんなものがあって、イチゴのリゾット??なんてものもあります。いや、マジで!!

でも、ほとんどのものが、次のベースにいろんなものをアレンジして加えたものなのだ。




<材料>(約6人分)
お米 ・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5カップ
玉ねぎのみじん切り ・・・・・30g
バター ・・・・・・・・・・・・・・・・50g
白ワイン ・・・・・・・・・・・・・・50ml
鶏のだし汁 ・・・・・・・・・・約1.5㍑




分量はこんな感じやね。では注意点を説明しながら作っていきます。

知ってる人もいるかもしれないけど、お米は洗わずにそのまま使います。

洗ってしまうと、お米が割れやすくなちゃうんだよね。

下準備は、玉ねぎのみじん切り。お米よりも小さく切ってください。あとで玉ねぎが分からないぐらい・・・。

無理やっちゅねん!!って人は、透けるぐらいの薄切りでもゆるす。

鶏のだし汁は、市販の粉状のもので十分。ただ、

規定の分量より薄めで作ってちょ!たくさん加えて煮詰めていくのであとで味が濃くなってしまうのだ。

では、火にかけていこう。そうそう、鶏のだし汁は温かくしておいてね。

沸騰させて、火を消しておくぐらいかな。冷たいのはNGざます。

鍋にバター(20g)・玉ねぎを入れて、しんなりするまで炒めんねんけど、

絶対に焦がさないように!!焦がしたらだし汁加えたときに黒い粒々が浮いてきます・・・。

コツとしては、バターが半分ぐらい溶けたトコで玉ねぎの投入。いい感じに炒められると思うよ。

次にお米を加える。温めるぐらいなんだけど(注意:炒めてしまわないように!!)、基準は

手の甲でさわって、温かいぐらいやね。わかんないときはバター・玉ねぎが絡まったぐらいでいいよ。

すかさず、白ワイン。ここでお米の感じがいいとすぐにアルコールは飛んでしまいます。

だって鍋の温度上がってるし、液体自体、量が少ないからねぇ。

アルコール飛んだら、鶏のだし汁。最初はお米より2cmぐらい高目まで。

最初の出し汁はスグにお米がすってしまうから多く入れてるのよ。

軽く混ぜて、液体を全体にまわしてね。ここでだし汁が冷たかったりすると

鍋の温度が急激に下がってまた沸騰に時間が掛かるよ。だから温度に注意してちょ!!

火加減はコトコト沸騰状態が保てるぐらい。火が強いとお米が割れてしまう。

残りのだし汁は、表面からお米が出てしまう前に少しずつ足していってね。

risoriso2
↑分かりにくいけど、写真を撮ってみた。左側が保って欲しい液体の状態。右側が煮詰まってきてしまっている状態。
右の状態のままでいると、鍋底から焦げてくるからね。気をつけてよ。

火を通しているこの間は、むやみに混ぜない。出し汁を足したときに混ぜるだけでいいよ。

これもお米が割れないため。火通し時間は大体15~20分。

まぁ、あとは好みの固さを追及しよう。だから、だし汁は必ずしも全部使い切ることはありませーん!!

最後の液体の量は、鍋ごとお米を振って、揺れるぐらいだよ。

仕上げに塩・こしょうで味を調えて、火を消す。バターを加えて、バターが溶けるまで木杓子でまぜてね。これをイタリア語でマンテカーレ(mantecare)といいます!!

これがベース。木杓子ですくえるぐらいの濃度です。液体が多すぎてさらさらにならないように気をつけてね。

あくまでもリゾットはフォークで食べるものです。スプーンはスープを飲むときぐらいしか使いません!!

だから、もちろんパスタのときも使いませ~~~ん!! みんなやめてね。

イタリア行ったらスプーンは出てこないからね。たまに日本人をなめてかかって「スプーンいる??」って笑いながら聞いてくる店もあるけど・・・。

例えば、バターと一緒にパルメザンチーズも入れちゃったりしたら、パルメザンチーズのリゾット完成!!

いろんなものを一緒に加えてオリジナルのリゾットを作っちゃえ!!

ちなみに何か加えるときは、だし汁と一緒のタイミングでも、最後でもどちらでもいいよ。

魚介系のリゾットのときは、魚のだし汁で作るとグー!



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