恩師へ・鬱の人達へ



鬱で入院していたのは昨年の12/23まで。

24日には半ば強引に退院してきました。

あれからもう一年経つんだなぁ。

だいぶ楽になったし…6年かかってやっとここまで来た。

まだ波はあるけど、感情のコントロールはだいぶ出来て来た。

でも、去年 退院してから夏までの記憶があまりない の。


何度も病院に戻って先生に泣きながら話を聞いてもらったっけ。

先生は、いつもあたたかい。
手を差し延べるとだまってそっとにこやかに握ってくれて
私が 「沼の暗い暗い底に沈んでしまいたい」
って言った時も
「たまには沈んでみるのもいい。でも、先生がひきあげてあげるからね」
って言ってくれた。


あたたかくて、一人じゃないって、心から信じられたんだ。


私が院内で未遂したときも、
傷を見て 「先生も痛いよ。でも辛かったんだね。一緒に良くして行こう。焦る事ないからね」

って。責めたりなんかしなかった。
あの手は 魔法の手。


先生に言った事がある。
「センセイの手は、魔法の手です。」

そしたらニコッと笑って 『治してあげられるように魔法が使えたらいいね。』


ありがとうございます。


今まだ昔のようにはいかないけど、自分を取り戻すために頑張ります。

今なら頑張れます。


同じく悩み闘う人達に、
時間はかかってもきっと光が差すから、諦めないで欲しい。


何度未遂をしても傷を作っても、辛くても、
諦めないで。

これ以上頑張れとは言わないよ。

ただ、生きていて。
きっと光が差すから、

生きていて。それだけでいいんだから。





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