空と海と大地

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ビバリーとの出会い (2)



その当時住んでた家から車でたったの5分。
学校からは約10分。
場所的にも良かったのです。

で、ドアの前でピンポンして待ってる間
ドキドキしましたー。
“車椅子の女性”がルームメイトかぁ。。。
なんて先走りの想像までして。

そしたらっ

ガチャ。

背の高い丸々とした元気いっぱいのおばあちゃんが

“ハローーー!!! 
 よく来たわねーーー!!!
 入って!入って!”

“あ、はい。。。。。。”

車椅子とかじゃないんですねー
というか、めちゃくちゃ元気でした。。。笑



リビングルームに最初入って
オレンジジュース勧められて、勢いで頂いちゃって
部屋の案内してもらって
そしたら、私の部屋になるかもしれないその部屋。
過去2つの部屋より明らかに広い!
しかもベッド付き。
しかもクイーンサイズ。

一通り家の中を説明してもらった後は
Free rentの真相です。



これは、ホントのホントに“タダ”でいいらしい。
週に7~8時間のヘルプですが家事。
ではなかったです。
(もちろんお風呂にいれてあげなくてもいい(笑))



何をするかっていうと
車を運転出来ないので
買い物に行く時に車でスーパーまで連れて行ってもらいたい。
とのことでした。



でも、ハンディキャップという私の予想は当ってました。
目の病気です。
普段は目に見えてるのですが
ギラギラの太陽の下だと、目が燃えるように痛くなるそうです。
そして見えなくなる。


私が自分の部屋に必要な物だけもってこれば
あとはキッチン用具など全て揃ってるので
私の好きなように使っていいと。


私はもうこの時点で
“決まり!”です、もちろん!

でもその時はなぜか
私が後日電話でお返事する、ということになり
家を去りました。


決定でしょーーーーーーーーーー!
話が上手すぎて、ある意味不安ではあるけど
実際会ったら、とっても気さくなおばあちゃんだし
条件はすっごくいいし!

数日後、再度電話で“そこに引越します”ということを伝え
私の引越し先が正式決定したのでした!
家賃タダで!

話が上手すぎてある意味不安だったけど。


そして、このルームメイトが
もちろんのごとく“ビバリー”です!



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