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2005年07月29日

相次ぐ個人情報流出

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テーマ：ニュース(95900)

カテゴリ：カテゴリ未分類

個人情報の流出が相次いでいますが、漠然とした恐怖だけを植え付けられていませんか？

個人情報が流出しても無意味に怖がる必要はありません。

まず、個人情報というのは個人を特定できる情報です。これには、電話番号、住所、氏名、年齢、メールアドレス、趣味、学校や会社、クレジットカード、銀行・・・などなど様々な情報があります。

これらの情報は、専門の人（裏業者）が調べると簡単にわかってしまいます。インターネットを利用しているしていないに限らず、多くの情報は流出済みです。

どの通信業者を利用しているか、どのお店でなにを買っているか、それが分かったことで何になりますか？
店員や担当者であれば内容は当然知っています（覚えているかは別として）、実店舗の場合は他のお客が目撃していることもあります。

個人情報が流出しただけであればなにも問題はありません。

ここまで読んだ誰もが悪用されるのが怖いんだと思っていることでしょう。

一般的な悪用のされ方としては、電話、メール、DM、クレジットカードの不正使用があります。

この中のどれが一番怖いでしょうか？

どれも大して怖くはありません。

悪質な勧誘電話、迷惑メール、不振なDMは相手にしなければ問題ありません。

請求書しか見ないよ！ではなく、インターネットから利用記録を確認できますので活用してください。請求書も見ない人がいるようですが、そのような人はなにも言う資格はありません。自分でできることはきちんと管理しましょう！

あまりに悪質で長く続くようなら、電話番号を変える、メールアドレスを変える、カードを変えるで対処しましょう。しかし、流出しただけではそこまで酷くなることはまずありません。

一番やってはいけないことは、カモ名簿に載ってしまうことです！

個人情報はほとんどの人が流出しています。変な電話などは多くの人が経験していると思います。迷惑メールは、メールアドレスを公開している人は毎日のように怪しいビジネスやアダルト系メールを受け取っていることでしょう。

これ自体は誰にでもあることです。

被害が増えるのは悪質な業者にこの人からはお金が取れる！と一段階進んだ名簿に載ってしまうことです。
そうなると、手当たり次第に偶然狙われるのではなく、 あなたが完全に標的にされ多くの業者から狙われることになります。

これを避けるには、最初の段階で冷静に対処することです。
この人は脈がないと相手に思わせていれば軽い迷惑で済んでしまいます。
悪質な業者もビジネスなので、脈のない人を相手にするのは大きな損失なのです。

とはいえ、個人情報を扱う組織は厳重に管理してほしいですね。
企業で扱っている情報だけでなく、学校や職場の名簿や役所など、すべてに於いて管理が甘すぎると思います。

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