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2006.02

2006.02に読んだ本たち


◇流星ワゴン  重松清

 長編なのに、読み始めたら、止めたくなくなって、一気に読んでしまった本。
 話の設定の仕方がとても面白かったです。現実ではありえない設定なのに、それで全てをうまく行かせるわけではない。としているのもいいなと思った所でした。
 全体に家族の思いとか、繋がりがつよくでていて、家族ってお互いに思いあったり、複雑な気持ちが中にはあって。でも、それが上手く伝わっていないからこじれてしまう事もあるんだけど、深いところではやっぱり繋がっているんだな、と。
私も心の支えにして頑張ろう、とも思えました。



◇君が住む星  池澤夏樹

 素敵な写真と、素敵な言葉がたくさんでした。
 一枚の写真にぴったりの染みる言葉が集められていて、見ているだけでも穏かな気持ちになれました。
 手元にずっと置いておきたいと思う本。


◇トワイライト  重松清

 ちょっと複雑な気持ちになった一冊。
 「きよしこ」を読んで好きになった重松清さんの本なので、同じような雰囲気かと思って読んでみたのですが、印象はかなり違うものでした。
 希望に満ち溢れていると思っていた未来、と実際に何年かすごしてきてたどり着いた現実との差。
 確かに・・。自分の思い描いていた未来の自分に私もなれてはいないものね。と感じました。
 でもその中で、新しい光?希望?を見出してゆけば・・。理想とは違っても、でも。
 と、いろんな気持ちになりました。



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