なにが見えてる?

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umisora1897

umisora1897

サイド自由欄

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2009.08.11
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自分で前回の記事書いておいてね。コメ欄とか見て思い出したこと。
関係者のプライバシーのために、年月日・場所・詳細なんかは
はしょらしてもらうけれど。

じぇいど♪、昔、車の助手席に乗ってて・・・すんごい大事故に
あった事がある。雨の夜の高速道路、車数台をつらねて大勢で
泊りがけで遊びに行くときのこと。ムチャな運転で至近距離に
割り込んできた車に大量の水しぶきをかけられて、
前が全然見えなくなったのね。

運転してた人がたぶん驚いて反射的にブレーキを踏んじゃったんだろう。

気がついたら、自分たちの車がどっちを向いてるのか、
どこで止まってるのかしばらく把握できないような状態で車が止まってた。

次にわかったのは・・・自分が頭を打って首を痛めたみたいだが
でも他に怪我はなくて生きてるなってこと。隣を見ると運転手も
血が出るような怪我はしてなさそう。しかし、ほっとしたのもつかの間、
後ろを振り返ると・・・後部座席にいたはずの友達の姿がなくて
リアウィンドウが完全に割れている。

あわてて雨の中車を降りてみると、車は中央分離帯に
進行方向と逆を向いて止まっていて、必死であたりを見回すとその
友人らしき影が道路に倒れているのが、びゅんびゅん車が
走りぬける道路の反対側のガードレールの下あたりに見えた。


目をつぶって横たわった頭から血が出ていたものの、
ちゃんと反応がある。よかった、生きてた、と一安心した。

そしてすごかったのがそのあと。どうしていいか途方にくれる前に、
すでに路肩に数台の車が止まっていた。ぜんぜん知らない人たち。

そのうちの1人の男性が雨の中車を走り降りて状況を見て、

「じゃ、あなた、救急車呼んでください!けが人がいます!」
当時、携帯電話なんて普及してなかった。

その人は何の職業だったのだろう、折りたたんだ見たことのない
何かの機材風の白い板を自分のトランクから出して怪我をしている友人の下に敷くと、
次に発炎筒を手際よく焚いて後続車に合図を出した。
それを道路に置くとさらに、なんと自分の車が犠牲になりかねないのに、
実にすばやく大胆な所作で・・・はっきり覚えていないが、たしか、
反対向きに自分の車を止め直してヘッドライトを向かってくる車に向けた。
おかげで事故に気付かずに猛スピードだった車の流れは
あっという間にそこでゆるやかになった。

その人と一緒にいた女性は、救急車が到着するまでの間その友人に
傘をさしかけて見守ってくれていた。たぶん自分は
びしょぬれだったことだろう。

自分たちの乗っていた車はエンジンルームがつぶれて
かすかに煙を上げていてとても走れそうになかった。
運転していた友人と一緒に道をもう一度渡って、
自分やその怪我をした友人の荷物を車からひっぱりだして来たと
思う間に、すばやい対応のおかげで救急車が驚くほど早く到着。

真っ暗な大雨の高速道路上で慌しい状況の中、その男性と女性には
叫ぶようにしてお礼を言うのがやっと、いいからすぐ行きなさいと救急車にせかされ、
名前すら言わずに彼らは自分たちの車にもどって行った。

でも、それでめでたし、めでたし、じゃなかった。


つづく



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最終更新日  2009.08.11 15:54:51


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