☆       ぼくの部屋      ☆

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大学生になった兄の思い



小学生の頃からの思いに一歩近づいたということでしょうか。

彼の最近のブログに、こんな思いが綴られていました・・・・



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 俺は特別支援教育の先生になりたいのです。

これは真面目な夢です。




今、大学では教員免許を取るために勉強中。

幸運にも俺の通う大学は、特別支援教育の5領域(視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱)の免許を全て取ることのできる大学なので、自分に合っていると思います(これ言うと、通ってる大学分かるかもな 苦笑  それだけ、珍しいことなんですよ)

特別支援教育の免許は、小学校或いは中学校の免許を取った上で取ります。

だから、小学校(俺はこっちを取ろうと思いました)の教科の勉強などもしています。

例えばピアノ。弾いたことないから大変なんです

図画工作なんかも、絵が得意ではないので、毎回悲しくなります←





何故この夢を持ったかというと、小学校の時に出会った特殊学級(当時)の先生に影響された、というところかと思います。

その先生は児童と対等な関係を結び、障害の有無を関係なく児童と関わっていて、俺もよくお世話になりました。

「障害」というものが人と人との線引きにはならないんだ、ということを先生から学んだと思います。



この前、通学するバスの中で、座席に座っているものの落ち着かない様子の人がいました(憶測ですが、AD/HDの方ではないかと思います)

その様子を俺は、ある程度瞬時に把握しました。

しかし、その近くの吊り革につかまっていた男子学生は、その人の方をジロジロと蔑視するように見ていました。

やたら不快そうな表情でいたのを覚えています。

その後、その男子学生が同じ大学の学生であるということが、バスの降車で分かりました。

同じ教育を学ぶものとして、悲しくなりました。

このように、今の日本は、やはりまだ線引きがあるような状態だと思います。

「障害」によって隔てるという感覚は根強く、理解が進むということも大きく前進していないと思います。

この感覚をなくしたい。障害のない児童・生徒とも関わりをもち、「障害」が人と人同士の差ではないと教えたい。そういう思いがあります。

もちろん、障害を持った児童・生徒個人の必要とする教育的支援も的確にでき、それでいて楽しく良い関係を結べる教員になりたいということもあります。



理想だけでは現実とのギャップを是正することはできないと分かっています。

ですが、「やろうとしなければ始まらない」と思うのです。

小さくても、この力が誰かに伝わるような。

そういう力を起こしていきたいと思います。




この夢を叶えられるように、日々精進ですね



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 以前、長男の小学生から中学生までの、弟や障害者のことを書いた作文を数点、

私のブログに載せていたころがありました。

それを読んだたくさんの人たちから、激励やおほめの言葉をいただいたのですが、

その中で、長男を偽善だと、一刀両断にした感想がありました。

彼の人格までを否定する、大人でも傷つくような言葉を中学生に投げつけてきたのは、

当時、他県の私立の養護学校の教師でした。。。。

ご自分の教育にかける思いは、多分ご立派なものでしょうが

今育ち始めた若い芽を踏みつけるような言葉に

常に立派なことを発信していた方だっただけに、物凄い違和感を感じたものでした。


 長男は初め、臨床心理士を目指していました。

私もずっとそちらの分野に行くものと思っていました。

しかし、彼は、この感想文以後、支援教育の現場に気持ちをむけていたのでした。

支援教育の現場は、「自分が一番正しい」と勘違いしている奴が多すぎる!!

子供たちに、そんな奴らはいらない・・・・

感想文の書き手は、長男には素晴らしき「反面教師」になりました。

 長男はこれからも、沢山の理不尽と戦っていくのでしょう・・・

親はすでに、置いて行かれたようで

ちょっと嬉しいこのごろです。


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