☆       ぼくの部屋      ☆

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十月



 昨日、息子たちの通う中学校で、
あのヤンキー先生、義家弘介先生の講演会がありました。

生徒、父兄のほか、地域の方々も一緒の開催で、
やっぱり有名人ですから、
例年の講演会に比べると、なかなか盛況でした。

 二男は、通級クラスの一番後ろに担任と並んで座っていました。
生徒の一番後ろということは、狭い通路を挟んで、父兄席の真ん前にいるわけです。

 アタシは姿を見せたら きっと甘えて騒ぎだすのが目にみえていたので、人波に隠れてこっそり二男を見ながら 講演を聴いていました。

 正直、正味一時間半、よく持ったなと感心しました。

午後の講演だったので、眠気は襲ってくるし、
彼には話しの内容はよく解らない。
 退屈して、キョロキョロしたり騒いだりするくらいなら、
眠っててくれ~と 母は思っていたのですが、
眠くなってくると、自分の頬を殴って目を覚まし、姿勢を正す。。。
頬を叩く音は、会場に響くし、父兄席は、ざわつくし・・・

母は、ハラハラしっぱなし。。。

 「人様の迷惑になりそうなら、退出させてくださいね。」
と担任にはお願いしておいたのですが、
結局最後まで、退屈と眠気と戦いながらその場にジッと座り続け、
終わった時には人一倍大きな拍手を送っていました。

 拍手は先生に送ったのではなく、
終わったことの喜びの表現だったのでしょう。。。

母も力が抜けるほどの「ホ~~ッ・・・」とした気持ちで、
耐え抜いた二男への拍手となってしまいました。。。

 二男は、小学校時代、
集会が苦手、じっとしているのが苦手、
我慢させられるのが大嫌いという、とんでもない奴でした。

でも、いよいよ中学生になると言う時、
「中学ではいままでのようにはいかない!」
と何かにつけ言われ続け、自分で覚悟したようです。

もちろん、今だって、大乱闘を引き起こすぐらいの暴れん坊です。
でも、昨日の姿は、通常学級の生徒たちよりずっと、
姿勢よく、聞かなければいけない(解ってはいないけど。。。)
と言う意志が感じられました。

春に入学したばかりで、ここまでなったのは、
周りの助けもあったからこそだけれど・・・・
親ばかしちゃうけど・・・

二男自身の、自分を成長させたい。
障害に甘えちゃいけない。
という意識だと思います。

生きていく為に必要なことは、教科書の勉強じゃない。
と、折に触れ、わかっているのかいないのか、
ヨーワカラン奴に言い続けてきて、
それでいいのか?だったけど、
現時点ではよかったのだと、そう思いました。

 帰宅後、「よくがんばったね。とっても立派な聞く態度だったよ。」
と誉めたら、「おかあさん、来てたの~?」と、
とっても満足気な、
満面の笑みを見せてくれたのでした。

 担任からの連絡帳には、
「眠そうでとても辛そうだったので、
途中 退出する?ときいてみたのですが、
『最後までがんばります。』というので最後まで参加させました。」
との言葉。

「がんばりなさい!」ではなく、「どうする?」と聞いてもらったことも、二男の性格上適切だったのだと思います。

 見極めてくださった担任にも感謝です。



 そうそう、講演の方ですが。。。。
「あれ?・・・・なんか違う・・・・」

長男も同じ感覚だったらしく、
「どう言ったらいいのか,うまくいえないんだけど・・・・
ひっかかりを感じる。」と・・・・

 また長男と議論するきっかけにはなりそうなんで、
それはそれでよしとしましょうか。。。



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