健康・美・老化を考える辻クリニック院長のブログ

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第2段階治療:抗酸化と抗糖化



これは「形あるもの」として仕方のない現象なのかもしれません

生命体(タンパク質で作られた)を劣化させる2大原因は
*酸化:活性酸素による「さび」の発生 吸った酸素の2%に発生する
*糖化:摂取された『糖』によるタンパク劣化 GI値とインスリン機能による
という<体内発生毒素>です

活性酸素の除去は「SOD:スーパーオキサイトジムスターゼ」という酵素が行っています
SODは細胞が作り出す酵素ですので、細胞が正常な機能を持っていれば作り出すことができますが、環境破壊による「排気ガス、水質汚染」などによって、細胞が作り出すSODでは足りなくなっているのが現状です
エイジマネージメント的には、30歳を超えたら「SODをサポートする抗酸化物質」を摂取すべきであると言われています

食の近代化がもたらした一番の罪悪は「精製技術」です
「うまさ=甘さ」という間違った概念は、小麦胚芽や米ぬかに含まれる多くの栄養素を摂取する習慣を奪いさってしまいました
さらに、精製された炭水化物(白米、精製小麦、コーン)は「のど元すぎれば砂糖」と言われるほど、一瞬で吸収され、血糖値を昔では考えられないくらいに上昇させてしまいます
そのため、血液中に大量に余った糖は
*過剰なインスリン分泌:インスリン抵抗性の引き金
*組織のグリケーション劣化
を引き起こし、血管や皮膚・髪・各種臓器を固くし、柔軟性を奪い去ります

エイジマネージメントにおいて「酸化と糖化」をコントロールすることはとても大切なものなのです

*食物変換(フードマネージメント)
*抗酸化サプリメントの摂取

これが第2段階の治療です



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