ちゃこ*SLP日記 

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言葉遊び



子供もひとりひとり違うので、言語に弱い子もいれば、強い子もいる。

私たち大人が、数学に強かったり弱かったり、体育に強かったり弱かったりとあるように、得て不得手がありますし、不得手でもそれが障害であるとは限りません。

そこで、わたしのSLP人生、スペシャルエデュケーション/レギュラーエデュケーションの先生のお助けのもと、「これはなかなか効果的!」というものをちょこっと挙げてみたいと思います。

まず、以下のことをやる場合のパターンとしては「必ず、ある言葉やフレーズを抜かして、子供に抜かしたところをいわせる」ということがキーです。

要するに、「Fill in the blank」メソッド(空白埋めメソッド?)を使います。

例えば、Twinkle, Twinkle, Little _______. 
それから空欄を長くする。Twinkle, Twinkle, __________ ________.
うまくなってきたら、一つおきに空白にしてみる。マイクを持ったフリをして、マイクをお互いあてがいながら「どの言葉が抜けているか理解する」ゲームを取り入れる。ここまでくると、子供はもう歌詞を覚えてる段階ですが、頭を使うんでいい練習になるんですよ。

1.歌を使う。特に、同じフレーズを繰り返したり、ライムする言葉を多く使っている歌。できたら、一緒にジェスチャーを加えて歌う。慣れてきたら、「空白埋めメソッド」で歌う。

2.短い本を読む。子供の好きな本を選びます。子供が「何べん読んでも飽きない本」が一番いいです。本もライムを使った言葉、同じフレーズを沢山使っている本。「ドクタースース」の本などはウケがいいです。
そこでも「空白」メソッドを使う。

3.ロールプレイ。人形を持っておままごと。ここで、「挨拶」「受け答え」の場を設ける。
受け答えに戸惑っている時はもう一つ人形を用意し、「この子、挨拶の仕方わすれちゃった。教えて上げれるかな?」とあくまでも自分は部外者で、キャラクターのガイド役を務める。そして子供にもガイドの役目をしてもらう。

4.秘密の合言葉ゲームを使う。子供って秘密が好きですよね。興味津々で、そういうことにはすぐ反応する。そこで、「秘密の合言葉ゲーム」
例えば「今日の秘密の合言葉は、"ユーガットメール"だからね、覚えとくんだよ」と言ってみて、おやつをあげるときに「今日の秘密の合言葉は?」と聞いてみる。一日に何度も合言葉を使うチャンスを与えてあげる。

5.本を読んで聞かせる:2とはちょっと違う方法。ここでは母親が質問するメソッド。例えば「犬が消えてしまいました」と書いてあったら、質問は「どこに言ったと思う?」など、考えさせる練習。でも、言葉が少ない場合は、二者選択を与え、子供が選択のフレーズをそのまま言えるように短い文章の答えを与える。

例えば、xxちゃんだったら、どう答える?「犬は迷子になりました」っていう?それとも「他の家族に拾われた」っていう?と、なるべくここでは子供にフレーズそのままを使って返答させる。

たぶんまだいろいろ「言葉遊び」がありますが、今回はこの辺で。

キーは、「言葉を楽しく学ばせよう!」





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