Challengers lab

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理想のかたち



シータが年中さんの時。

特別支援学級って、どんなんだろう?と思い、調べだしたことが最初です。

自分の住む区に「知的障害」「発達障害」の子の支援級しかない。

「肢体不自由児」がメインとなる学級がない。区立保育園は受け入れてくれるのに。

「へえ~」と思い、隣接区の支援級を見学させてもらいました。


「す、すばらしい! 引っ越したい!!」 と思うところから

潤沢な予算と施設を持ちながら「…なんだかな」なところと様々。

ひとつ調べるごとに出てくる疑問を、一個一個つめていくうちに

「こんな施設があったらいいな」という理想と、現状に不足しているものが見えてきました。



何度も書きましたが、施設的に完全バリアフリーの学校もあるから、と

最初は行政に働きかけようと思って区長に会ったりしてたけど

本来、喧嘩っ早い私…

双子を保育園にいれるのに、さんざっぱらバトルを繰り広げていたせいか

お役所ワンダーランドに入ると「ファイト!」のゴングが聞こえてしまう…

でも、「こども育成課」から「教育課」に変わった対戦相手は

半端なく堅牢な壁の向こう…

あっさり玉砕


なんだかんだで2年ほどして解ったのは

「この人に相談してごらん」と紹介される人が、ループし始めたこと。

意外と狭い範囲の人たちが行政のまわりで活動していて、なんとなく一廻りした感じ。


「もう、民間=自分でやれってことね」

無いものは創るしかない。

不満をいうだけなら只のクレーマー



で、改めてなにが欲しいのか挙げてみると


  *学齢以上の子供が通うリハビリ施設がない

  *養護学校にプラス、もっとお勉強したい、させたいが、塾が少ない。

  *健常児のお友達=子供にとっての社会 との接点を増やしたい。

  *兄弟児どうしが知り合える場所が欲しい。

  *違う価値観を持つ、障害児と健常児のママの接点が欲しい。

  *医療従事者、学生さんに、障害児と遊びながら子供のことを知ってほしい。

  *医療関係の人に、ママの本音トークを聞いて欲しい。

  *障害者グッズ、研究をしている団体にモニターとして意見を言いたい


あはは、書きも書きたり


このブログもそうですが、関わった人、覗いてくれた人が何か持って帰るものがある

だれも「与えるだけ」でも「与えられるだけ」でもない場所


そんな研究所(lab)で、わたしはありたい




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