わんこでちゅ

あの川のむこうは、、9











「あれ、変だよ、悲しみのない世界なのに、、涙がでてとまらないよ。どうしたんだろう。」

「それは悲しみの涙じゃないからさ、、。カークよく頑張ったね。さぁおいでみんなで森のむこうにいこう。」

そういうとスポックはカークとナンシーをぎゅっと抱き寄せた。するとはずみで一粒のカークの涙が、ナンシーの頬にぽつりと落ちた。そのときだった、、カークの涙のおちたところが、かっとあつくなりだしたのだ。そのあとのじんじんと痺れる様な感覚に、ナンシーはびっくりしたような顔をして、カークの顔を見上げた。


douwa9

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本童話の著作権は ちゃにさん もちぽ1980 さんにありますので、絵、文ともに他での使用を禁じます。文章アップ2004.3挿絵アップ2005.4














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たいせつなものをなくしたら、、泣いてもいいよ。思いはとどくから、、


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