【入居編】テプラのはがし方（シールはがしの種類）

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2011/01/30

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テーマ：『家を建てちゃった人集合 (^^)v』(627)

カテゴリ：入居編　メンテナンス

シールはがしの記事に、kakkon姐さんから「 テプラ（ネームラベル）のノリが残って困っている 」とのご相談をいただきました。

あぁ～そのイライラ、よくわかります。　 上のフィルムだけはがれて、下のノリ（色の付いているところ）が汚く残る んですよね。　　(｀ε´)　　　モノグサのけもやは、そのまま上から新しいラベルを貼っていますが。（笑）

解決法を探すべく、 キングジムの公式サイト からテプラの説明書（下に抜粋）を確認してみましたが、「ノリが残ることがあります」との注意のみで、そのノリを落とす方法についての記述はありませんでした。　

ノリが残る 、ラベルの色が下地にうつる、下地がいたむなどの不具合が生じることがあります。使用目的や接着面の材質を充分確認してからご使用ください。

メーカーに問い合わせされた方の情報によると、「テプラは、はがす事を前提に作られていない。　したがって、綺麗にはがせる方法は無い。

【追記】
テプラPROテープカートリッジには、キレイにはがせるラベルもラインナップされていました。　ノリが残りにくい弱粘着ノリを使用している分、素地によってははがれやすいという難点もあるようです。

まぁ、それはそれでしょうがないとして、Google先生にお伺いを立ててみたところ、「 消しゴムでこする、ガムテープでペタペタする、ドライヤーで温めながら削り取る、除光液やアルコールを含ませた布で拭う 」などのクチコミが見つかりました。

他に、 市販のシールはがし剤 を使う方法も選択肢になりますが、 商品（用途）によって成分（有機溶剤の種類）が異なる 点に注意が必要です。　おそらくごく一般的なシールはがしの主成分は、芳香族または脂肪族の炭化水素（ミネラルスピリット）であると思われます。　これらは無極性溶媒のため、粘着剤の種類によっては溶かすことができません。　

ネームラベル専用のシールはがし としては、高森コーキのネームラベルはがし TU-52 が見つかりました。　成分は極性溶媒のグリコールエーテルとプロピルアルコールとのこと。　ネームラベルの粘着剤は、高極性の化合物のようですね。　クチコミにあったように、市販のアルコール（消毒用エタノール液 IP など）や除光液でも代用できそうです。　

あいにく手元に テプラのノリ残りしたヤツ を持ち合わせていないので（笑）、どなたか試された方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せいただければ喜びます。　（＾ｖ＾）

【追記】
いであ～さんより、「 アルコールティッシュ（ウエットティッシュ）で削り取るとよい 」との情報をお寄せいただきました。　ポイントは「 こするのではなく、爪で削る 」ところだそうです。　
たしかに、キレイキレイお手ふきウェットシートアルコールタイプの主成分は、エタノールとグリコールなどの’高極性溶媒’ですものね。　まさしく「ネームラベル専用のシールはがし」と同じ処方。
ウエットティッシュの凹凸感ある不織布生地も、粘着剤を絡め捕る（削り取る）のに適してそうです。
こちらもご参考まで～。　＾ｖ＾

プリント・塗装が施してあるものについては溶けて消えてしまう場合がある ため、使用前に説明書をよく読み、目立たない場所で試してくださいね。　金属・木材についてもやはり、同様の注意が必要です。

■参照サイト　⇒　主なプラスチックの特性と用途　　　日本プラスチック工業連盟

ちなみに写真は、我が家で使っているP-touch です。　ラミネートの透明テープ ブラザーの公式サイト に各種溶剤への耐薬品性一覧表がありました。　ご参考まで～。

商品名	用途・特徴	成分
シールはがしリキッド　TU-45	素地を痛めずシール（糊部分）への浸透性が高く刺激臭が無い。包装紙についたテープも綺麗に取れ跡が残らない。	ミネラルスピリット浸透剤
ガムテープ・フック跡はがしリキッドパワー　T-46	素地を痛めずしかも強力タイプ。浸透性が良く刺激臭も無い。特にガムテープなどのベタベタ汚れに大きな効果を発揮。	エタノールプロピレングリコール
ガムテープ・フック跡はがしスーパージェル　T-47	素地を痛めずしかも強力、刺激臭も無い。糊部を溶かさずコロコロ状に分解するのでベタベタが残らない。ジェル状なので垂れず側面作業が効率化。	グリコールエーテルプロピルアルコール
ネームラベルはがし　TU-52	ネームテープやラベルを取る為の専用シールはがし。	グリコールエーテルプロピルアルコール