アントラーズ★


このチームは、個人の力というよりも、組織志向が一段と強い、と見ている。Jリーグ開幕黎明期のジーコ、アルシンドの活躍が、今のJリーグの「戦国時代化」の端緒となったという点で、私は大変感謝している。ヴェルディ、マリノスが巨人・阪神のように、双頭となって、他のチームから人気・実力で抜き出てしまったら、その後のJは、まったくつまらなくなっていただろうからだ。もしかして、アントラーズの存在がなかったら、Jリーグ自体、すでに滅びてしまっていたかもしれない。

最近好ましいのは、若い世代がぐいぐいひっぱていることだ。
柳沢がチームを離れて以降、小笠原にチームリーダーとしての自覚が芽生えたし、同期の本山もライバル心を燃やして大活躍だ。
2004年のアントラーズは、小笠原、本山、新井場、そして、深井に注目している。
ゴール裏の大応援団が歓喜する素晴らしいプレーを期待している。

●戦国時代の武将で言えば・・・薩摩の島津家。名門でありながら、兵は精強。派手えさはないが、オーソドックスな戦いをし、軍団の規律ある進退で最後には勝利をものにする。

●テーマ曲は・・・ニューヨークサルサのモダンでクラシカルなフルートをフューチャーしたチャチャチャ。コンフント・リブレの「デシレテ」がぴったり。


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: