小さな宝物

小さな宝物

2006年11月12日
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カテゴリ: 愛読書
愛する勇気が湧いてくる本

10代の頃は「海と毒薬」や「わたしが・棄てた・女」などを読んでいたが
遠藤先生の本を読むときに私はどうしても宗教のことを考えてしまう。
20歳くらいのときはそれを毛嫌いし読むのを嫌がったときもあった。
当時の私の親友は遠藤先生の大ファンで、といっても読むのはもっぱら
恋愛指南や生き方についての本。
彼女にとって遠藤先生の言葉はそれこそバイブルののように響き渡っていたようだ。

そんな彼女をふと思い出し今回読んでみようと思った
『愛する勇気が湧いてくる本』
正直とても面白かった。

それは相手を思うことの大切さ。
己を振り返ることの大切さ。
そして愛することの素晴らしさ。
死をみつめるということ。
解りやすい言葉で実に素直な言葉で答えを導き出してくれる。
そんな1冊でした。

印象に残った言葉は
愛とは選択や決意ではなく、持続だ



たとえそれが魅力を失い、色あせたとしてしても守り通すことが大切なのだ。


ということ。

宗教色が強いのではと思っていたが遠藤先生は教えを自分の中で上手く浄化

そういう部分でもとても共感できた。
一人の人生の先輩が書いた本としてとても素直に読むことが出来る。


現在帝劇で行われている東宝ミュージカル『マリーアントワネット』の
原作も遠藤先生の『王妃マリー・アントワネット』とのこと。
こちらも是非読んでみたいと思っている。


東宝ミュージカル マリー・アントワネット










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最終更新日  2006年11月12日 18時22分46秒
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