小さな宝物

小さな宝物

2007年06月23日
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カテゴリ: 愛読書


世界の終わり、あるいは始まり

東京近郊で発生した小学生誘拐事件。父親の勤務先に身代金要求を告げるメールが届けられた。不可解なことに、要求金額はわずか200万円でしかなかった。そんな中、事件が起こった町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学校6年生の息子・雄介が事件に何らかの関わりを持っているのではないかと。そのとき、父のとった行動は…。既存のミステリを超越した、崩壊と再生を描く、衝撃の問題作。

すごく面白かったんです・・・・・・・・途中まで。
本当に出足などはすっかり作者の術中にはまってもう勢いよく読み進めていたんです。
これは、この後どうなるの?って止まらなくなる勢い。

でも・・・・ねたばれになっちゃうので詳しくは言えないんだけど
途中でいったんヒートアップした気持ちがトーンダウンします。
そしてその後は面白いんだけどなあって引っかかりがあるまま進んでいき
それでも最後が知りたいので読み進めます。
そう、上記に書かれている崩壊と再生、これが受け入れられる方にとっては


私はちょっとだけ残念です。
文章だけ観ると面白いんだけどなあ・・・。
全体のストーリーを考えると。。。。。
でも確かに新しいことにチャレンジしている気がしました。

ラストの開き直り具合も最初は「ええ~?!」って違った意味で驚きましたが(^^ゞ
中身が濃いだけにちょっと物足りなさを感じる方もいるかも。。。。
私もある意味何だか不完全燃焼に終わってしまいました(^^ゞ






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最終更新日  2007年06月23日 19時18分10秒
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