CHI-AKIの部屋

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【ある夏の日の出来事…】

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ぬいぐるみ劇場 【ある夏の日の出来事…】 (。'(ェ)'。)

最近、金木犀のいい香りが漂い、秋の気配がかなり漂っていますが、ちょっと前のお話です。
ある夏の日の出来事…

 夏も終わりに近づいた頃、お買い物から帰ってきた管理人さんの荷物を襲撃した

これなーに? カッパちゃんは、緑色の丸い物体を見つけました。

 それは、見たことがあるような、けれども、

 見たことがないような形をしたものだったので、

 カッパちゃんは管理人さんに聞いてみました。

 「管理人さん」

 管理人さんは、買ってきたものを片付けながら、

 「ん?」と、返事をしてくれました。

 「これなーに?」

 「これって? ――ああ、それね」

「そう、これ」

「それはカッパちゃんが知っているものだよ」恐竜のたまご?

「え? はじめて見るよ?」

「そうかな? よく考えてみてごらん」

 管理人さんはこの丸いものの正体を、

教えてくれませんでした。

 カッパちゃんは全く心当たりがなかったので、

「う~ん」とうなりながら考えて、

管理人さんにもう一度聞いてみました。

「恐竜のたまご?」

カッパちゃんの答えに管理人さんは大爆笑です。

教えてよ 「笑わなくたっていいじゃないか」

 カッパちゃんはぷうとほっぺを膨らませます。

 「本当にわからないの?」

 「わからないから聞いてるのに。

 管理人さん、早く教えてよ~」

 答えが早く知りたくて、駄々をこねるカッパちゃん。

 管理人さんは「しょうがないな~」と言いながら、

 カッパちゃんに答えを教えてあげました。

 「え? うそお!」


「嘘じゃないよ。よ~く見てごらん」おおっ、よく見ればメロンだ!

「おおっ! よく見てみればこれってメロンだ!」

「よく見なくても、最初からメロンでした」

「何でわからなかったんだろう?」

「これのせいかな?」

 管理人さんはメロンを包んでいるクッションを

指差します。

「そうか。これのせいでいつもと違うように

見えたのか~」

 謎が解けてすっきりしたカッパちゃんでしたが、

散々自分を悩ませた物の正体がわかると、今度は物欲しそうにメロンを見つめます。

「まだ硬いみたいだから、熟すまで待ってね」

「え~っ! そんな~」

 恐竜のたまごみたいなメロンがすぐに食べられなかったのは残念でしたが、

後日ちゃんと美味しくいただくことが出来たカッパちゃんでした。

おいしくいただきます☆


2008.10.11





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