NO 20 一気に時代跳び越す中国?


記者名:未来コバちゃん

昔々の中国旅行に行っチャイナ NO.20

十数年前の中国視察旅行のエピソードを
少しずつ時間をかけてお話しましょう

偶然 上海外語大時代日本語を教えたのが…

1994年4月中国に通信カラオケを売込みたいとソニーの子会社USC専務から相談され、日本の曲のいくつかを中国語に換えて中国にデモの為、
選んで欲しいと依頼されました。

その後中国で通信カラオケのデモンストレーションをと頼まれ姚 力鳴(弊社社員)を通じて上海外語大時代からの友人の中国国際信託投資公司(CITIC)姜 鴻氏(ジャン ホン氏)を紹介してもらいました。

(中国国際信託投資公司(CITIC)は中国最大の投資会社で中国国内をはじめアメリカ、ヨーロッパ、日本などに支社を持ち2年前から中国で資生堂と合弁で現地工場を建て中国内に資生堂化粧品を提供したり、日本企業の中国への進出、投資を手助けしている)

そして偶然でしたが 姚 力鳴(弊社社員)と 姜 鴻氏(現在、中国国際信託投資公司 駐日本代表処 総代表)に大学時代、日本語を教えたのが私の家の近くにある橘高校の教諭の伊藤先生でした。

富士山と桜5(写真家 米津氏の作品 富士山と桜5)


中国国際信託投資公司(CITIC)姜氏と初めて出会ったのは

姜 鴻氏とはじめてお会いした場所は、北京で一番高い本社ビルの一室でした。ソニーの子会社のUSC社に頼まれ中国国際信託公司(CITIC)の力を借り中国北京に通信カラオケを持込み中国通信研究所でデモンストレーションを開催した時からです。

デモンストレーションには、日本からUSC山下専務と白井常務が荷車に通信カラオケを積込み、私が同行し北京の松下電器テレビ工場の横にある国営の中国通信研究所のオーディオルームで行われました。

テストには数十人が全国より集められ通信カラオケについて熱心に質問したり興味を持ってくれました。テストの結果は上々でしたが、中国での販売価格が20万日本円で、当時の中国では20倍に相当し高すぎる金額で約4百万円ぐらいになったのではと思います。

新曲の追加の問題も生じ、当時電話が半年待ちの状態で電話通信では出来ない事がわかりました。

時期がまだ早いと実感しました。

何事もやってみなければわからないことが多く現地でのテスト及び調査、そして、下準備には時間を惜しまないことだと思いました。

これがおそらく中国全土で初めての通信カラオケのデモンストレーションでは、なかったかと思います。

通信カラオケを売込むことを考えて・中間がない中国

当時の中国のホテルは建替えの時期に来ており、私はホテル関係に強いルートを使い全国ホテル宴会場の手差しのレーザーカラオケに変え通信カラオケを売込むことを考えていました。

中国の経済発展は目覚しく進歩しています。

中国上海には現在日本にもない、リニアモーターカーが走ろうとしています。
一言でいえば途中、中間がないのです。

1の時代からとばして10の時代に突入し、2から9まではないのです。

これが未来の中国だと思います。

つづく




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