トウモロコシ、利尿作用、便秘、動脈硬化



利尿作用のほか、便秘、動脈硬化の卓効

原産地はペルー。コロンブスがスペインへ持ち帰り、たちまちヨーロッパに広まった。

日本にはポルトガル人によって16世紀中頃に渡来したが、栽培は明治以降である。

全国各地でできるが、とくに北海道で多く作られている。

種類は数千種に及ぶといわれるが、今日ではスイートコーン種が圧倒的に多い。

果実100g中、ビタミンA44ug、ナイアシン2.4㎎、ビタミンC10㎎、カリウム300㎎、食物繊維1.2gなどが主要成分。穀物の中では、カロチンとビタミンCが突出して多い。

また、1.4gも含む脂質は食用油の原料となり、マーガリンにも加工されて広く使われている。

整腸、便秘、動脈硬化などに効くといわれ、また糸状の毛を乾燥させてお茶代わりに煎じて飲むと、利尿、強心や、膀胱炎、腎臓病に著効があり、昔から民間薬として広く親しまれてきている。


つづく



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