サケ(鮭)骨軟化症症を防ぎ高血圧、皮膚病



サケ科の魚は四属に分けられ種類が多いが、わが国では主にシロザケ、ベニザケ、カラフトマス、マスノスケ、ギンマス、サクラマスなどが食用に充てられる。

(「サケ・マス漁」という言葉があるとおり、サケとマスのはっきりとした区別はない)。

塩蔵品にはシオザケと新巻がある。

新巻は河川を上り始めて脂が落ちかけ、タンパク質が分解してアミノ酸が増えてきた時に捕獲、加工するのが本来で、塩も濃い目で加工もていねいにされたものでが、近年は沖合いもしくは河口近くで捕獲するのが普通になり、また、輸入されるものが増えて種類も上記のものに限らない。

栄養的にはビタミンB1・B2・ナイアシンも豊富で血液循環の促進、健康な皮膚づくりに効果があるが、ビタミンDが多い(100g中210IU)ことも見逃せない。

魚に含まれる脂溶性のDは体内でカルシウムが骨になるカルシウム代謝にとって不可欠の栄養素なのである。

高齢者の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)にはこれでダイジョウ Ⅴ(ぶい)

つづく



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