La Rosa Negra

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Nov 14, 2004

２週間も前ですが、誕生日でした。

(8)

カテゴリ： chica's life in general

お久しぶりです。chiquititaです。

いろんなことが起こりすぎていて、楽天もほっておいてしまいました。
ごめんなさい。
今日は近況報告もかねて、いろいろ思うところをさらさらっと書き連ねたいと思います。

私、chiquitita、実は２２になりました。
２１歳は本当にいろいろなことがあって、なんだか疲れてしまっていたので、
２２になれて嬉しかったです。
今年は自分の誕生日の日付になった直後に、友達がドアをノックして、

次の日の夜も、みんなでおいしいケーキを食べることができて、本当に嬉しかったです。

今年の私の誕生日には、イラクで人質となった香田証生さんが殺害されました。
私はアメリカにいるために、映像つきのニュースや日本メディアのそれぞれのニュースの捕らえ方を観察することができませんが、
香田証生さんのイラク行きに対して、否定的なコメントをする評論家がテレビで放映されていた、と聞きました。
小泉首相も常にこの事態に対して、冷静といっていいのか、冷酷といったほうがいいのか、
というような態度で接していたみたいですね。
私のいるアメリカでは、「プライベート・ライアン」みたいな映画もあることだし、
（でも、あの場合はお国のために頑張っている青年を救うというお話でしたね。）
「自国の若者の命も守らないで！！」という声が聞こえてきそうです。

私は何ともいえない気がしましたが、父が誕生日の日に送ってくれたメールに、
「何か思いがあってイラクに行ったのかも、人それぞれ思うことはさまざま。」

父は、いつも存在感ありすぎな母の影になってしまいますが、
たまにこんな風にどんぴしゃりというか、気持ちにぐぐっと来るような発言をします。
「ああ、パパはやっぱりすごいな」と思っていたら、
私の誕生日付の天声人語にも
「何か目的があっての旅というよりは、何か目的を探す旅に出たのではないだろうか、

というようなことが書いてあって、「思うことがあって、旅に出たんだろう。」という見解は似てるなぁ、と驚きました。

私は冬休みにロサンゼルスに行くことが決まったのですが、
もしあの危ない危ないロスで、急にテロ集団が現れて、
私が人質にされたりしたら、やはり日本のメディアや小泉首相から冷たい態度を取られるのでしょうか。
こうして自分の立場に置き換えてみると、当たり前だけど
２４歳の若者があんなに残忍な殺され方をしたというのは、
ものすごく悲しいことだな、と思います。

私の誕生日付で、お札も新しくなったみたいですね。
小さいときに「すごいな、偉いな。」
と感銘を受けた野口英世さんが、お札の顔になって嬉しいです。

もうちょっと大人になっていなくてはいけない気もしますが、
２２の私なんて、まだまだ若造です。
ついつい変な発言をしがちなchiquititaですが、
みなさんこれからもよろしくお願いします。

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