晴走雨読

晴走雨読

August 3, 2006
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カテゴリ: ’06夏 香川へ



30人はいた。
言葉を聞いているとイタリア語。
日本のガイドの説明にみんな頷いていた。
う~ん、おもしろい^^
明日誰かに話しかけようかなぁ・・・

イオソノジャポネーゼ

クアンティアンニアイ?

ケコザエ?










直島へはフェリーで1時間弱。
高松港でフェリーの出発を待つ間にピックアップしていた宿2軒に電話をした。
部屋が空いていたのは2軒目の「おやじの海」だった。
この宿が・・・


瀬戸内海の静かな海を渡るフェリーは揺れることがほとんど無い。
たまに伝わる震動は対向する船舶が作る波によるものだけ。
唯一その揺れが、広くて深い海の上にいることを思い知らせてくれるようだった。。


ほどなく直島に着くと僕は照りつける太陽から逃げるように走りだしました。
肩の日焼けにこの太陽は痛すぎる・・・

宿はフェリー発着場の対岸に当たる場所にある。
要は島を横切ることになるのだが、

妙に心躍る大きさだ。


あっけなく宿に着き玄関先で声をかけるが誰も出てくる気配がない。
何度か声をかける。。。



そうそうこの島は昭和50年代の大ヒット演歌『おやじの海』発祥の地
なのである。

こういう曲がヒットしたのどかな時代もあったのですね・・・



僕の何度目かの声に反応してか寝起きの若い女の子が部屋の奥からやってきた。
予約をしている旨を伝えると、
”わたしも宿泊しているんですよぉ。。”
という答え。
まぁあがってください。。と言うのであがりました。
聞くとこの島にある「地中美術館」にボランティアで大阪から来ているのだそうだ。
もう2週間になると言う彼女から宿の簡単な説明をうけた。

特に気になることが無くなったころ宿のおかみさんが現れた。
”今日相部屋ですがいいですか~。。”
先ほどの彼女もそうだけれど、おかみさんもとてもスローな喋り方。
”その方も~。。東京からの一人旅らしいですよ~。。”
  ”あ、それは全然構いませんよ”
”あ~。。それとお話したと思いますが~。。夕食は出ないんですけどよろしいですか~。。”
  ”あ、はい”
”食べるところはいろいろあるので~。。あとでご紹介しますね~。。”






後で会うことになる相部屋の青年はフォトスタジオ勤務でカメラマン志望だということを数時間後に知ることになる。
その前に事件が起きるのだが。。。







oyaji






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Last updated  August 29, 2006 06:19:39 PM
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