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4段階法(学科)

4段階法
効果のある充実した1時間にするには 計画性 と、 巧みな演出 がなければいけません(中々難しいですなぁ・・・(^^;))
一般でも段階教育法は、 教育効果を高め 、教習生に 充実感 満足感 を与える教育法として、特に集団学習に広く取り入れられています

第1段階(学習の導入) 準備体操みたいなモンです(^.^)

(1)軽い話題(必ずしも教習項目との関連は必要でなくてもok。ただし、あまり長くなると逆効果)を、 笑顔で披露 する。

(2)その時限の教習重点を 簡潔 にまず 説明 する。(これが一般的導入の形です)

(3)新鮮で身近な交通のニュースや事例(教習項目に関連する問題)を冒頭に話して、 興味をひき出し ます。(ニュースは新鮮で身近なものでないとNG)


第2段階(内容の本筋) 本格的になってきました(^.^)

1段階で引き出された教習生の 学習意欲をさらに高め 、教習内容を 理解させる 段階教習のメインです

(1)重点的な学習
 教習項目の重要度・必要度に応じた学習を行う

(2)反応をみきわめる
 指導員の一人舞台や一方通行の授業にならないようする

(3)覚えさせるコツ
 問題の焦点を絞り、順序よく、理論的な授業展開をする

(4)他の教習項目等との関連
 他の単元との関連を示し、広い視野で総合的な理解を得るようにする


第3段階(応用、事例の活用) 記憶チップをフル活用(@_@)

第2段階の応用、反復実習することによって身に付いたものとなる。
時には最終段階(まとめ、効果の確認)と並行的に行われることもありますが、記憶に残すための最も重要な段階です(最重要・・・ですか・・(~_~;))
実際の交通の場を前提として、教材や、交通事故事例などを適切に活用し、教習生に「 運転者としての立場 」に立って考えさせ、理解させます

(1) 視覚 にうったえる
 人間の情報入手と記憶は、視覚からの情報が 最も効果的 です

(2)事例の活用
 指導員の経験談等の 生々しい事例 の紹介は教習生の記憶に残ります
 第2、第3段階は教習の中心です


第4段階(まとめ、効果の確認) 総仕上げです(__)。。。

早目に締めくくり、まとめを行い、教習生の理解の程度と学習効果を測定して、所期の 目的が達成 できたかどう確認します

(1)学習内容のまとめ
 重要な内容として特に強調した事項については、 もう一度整理して締めくくり ます

(2)質問に対する反応
 重要な項目については、まとめに併行して、全員又は一部の教習生に対して質間し、 理解度を測定 します

(3)簡単なテスト
 教習項目について、質問に類似した簡単な テストを実施 することも、教習効果確認の1つの方法です

以上の 3点を活用 してまとめをします。テストを含めても5分~10分間程度で締めくくります


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