そら
朝焼けの空
晴れた昼の空
雨の日の空
夕焼けの空
夜の空
もっともっと色んな顔をもってる 空が好き
外に出ると グッと近づいたような
包まれているような 柔らかい気分に
小さな窓から覗くと 自分だけの
特別な存在に 憧れたい気分に
昔見た 憧れは 夕焼けと夜の真ん中に
ほんの一時だけ見せた 美しすぎる紫色
あの日から紫を身につけることが出来ない
あの日以上の紫を見つけることが出来ない
いつも近くにいたいから 窓辺にベットを置く
ブラインドは その柄すら もう忘れた
私と空の間を塞ぐものは
窓以外の他 なにも許さない
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