スイス日和にイージュー☆ライダー

スイス日和にイージュー☆ライダー

北欧(バイク) 編



バイク狂の相方が、またまたバイク狂の親友とともに
ヨーロッパ最北端の岬、 ノールカップ  in  ノルウェー へバイクで行く! と言い出したのです。

念のため、世界地図で場所を確認。
見落としそうな大きさの スイスから、北欧は果てしなく遠い・・・
大興奮の2人。大心配な私。
前回同様、寝袋にテントに、バイクにはたくさんの荷物の山。
あいにくの雨の中、大きな期待と 隠し切れない不安と ともに、いざ出発!

まずはスイス真上の ドイツ
前半は走れるだけ走ろう!がモットーとの事で走る、走る。
大嵐の中、走り過ぎ去った、 ミュンヘン
高速の車の速さにビビりながらも、今は無き壁、 ベルリン
ビール好きな彼と親友は、初日のお祝いもかねてビール三昧。

晴れた翌日、目指すはショパンの国、美人の多い国、 ポーランド
走っている車はみんなミニサイズ with 運転めちゃくちゃ&道ぼこぼこ。
スイスナンバーって事で警官に止められながらも
ワルシャワ 手前で、高級感溢れるホテル発見に、一同安心&リラックス。

部屋についてホッとしていた矢先、
大荷物を運んでくれたベルボーイさんと相方が
ドア付近でなにやら話しているのです。

よく見るとそのベルボーイ、チップを拒んでいる様子。
いいよ、遠慮するなよ、という相方。
チップ制じゃないのかな~と思いながら、よくよく渡した札束を見てみると
ここのホテルのシングルルーム代!
恥ずかしい事に、うちの相方、0を1桁間違えている~!!
が、時すでに遅し。。
大笑いの私。大凹みの相方。
ショックから立ち直るべく、親友と夜の街へと消えて行きました。

そんなこんなで、目指すはバトル三国の入り口、リトアニア!
ポーランドからの国境越えでは、噂どおりの大渋滞。
炎天下の中3時間、バイクウエアで暑さマックス。

やっと国境も越えられ、 リトアニア in。
村らしきものに到着し、ようやく宿らしきものを見つけるも、
珍しい大きなバイクに、周りの人達が一斉に集まってくる。。
バイク人間の彼と親友は、その光景に非常に身の危険を感じ、
泣く泣く、別の場所に移動する事に。
一応、その宿の主には
バイクを部屋の前まで入れていいか聞いていましたが・・・もちろんNG。

さらに走り続ける事2時間。サマータイムと言えどもすでに10時。
疲れと空腹と不安でいっぱいの中、野外で寝泊りしようと諦めかけていた頃に
奇跡に近い、安全そうなホテル発見。
しかもライトアップされかなり高<級感溢れているのです!

村には不釣合いな この豪華ホテル。
聞けば、この土地の大地主が趣味の範囲で始めたとの事。
1泊150ユーロ。この国の1ヶ月の給料だそう。。。高い~!!
でも、安心はお金に変えられないって事で、宿泊決定!喜ぶ私。

荷物を置いて、ようやくご飯。
あいにくホテル内のレストランは閉店。
村へ繰り出すも、全てのレストランは既に閉店しており、
やっと見つけたバーで、何とか頼んでサラダを作ってもらえました。
そして、この上ない豪華なホテルでゆっくり就寝。

気持ちを入れ替え、続いてバトル三国の2国目、 ラトヴィア
相変わらずな国境渋滞にもめげず、そのまま突っ走ります、 エストニア

が、ラトヴィアとエストニアの国境で問題発生!!
なんと、親友のパスポートがあと1ヶ月で期限が切れてしまい、
エストニア入国には最低でも有効期限が3ヶ月必要だと言うのです!!

他の2カ国では問題なく入国出来ただけに、怒る親友。
1ヶ月の有効期限だけで、旅行に出ちゃった親友にビックリの私。
話し合いに持ち込むも、もちろん決裂。
あと一歩のところで「ゴーホーム」と言い放たれたのでした。。

落ち込んでいるヒマもなく、早々と再びラトヴィアを通りぬけ、
渋滞地獄のリストニア-ポーランドの国境を再び超え、
たどり着いたはポーランドの美しい港町、 グダニスク
グダニスク→スウェーデン、スェーデン→フィンランドのフェリーチケットを入手し、
美しい旧市街を楽しく探索、散策♪
今まで見てきたポーランドの街とは雰囲気が少し違って、
とってもステキなかわいらしい街でした。

明日からは北欧。
ハプニング続きのポーランド&バトル三国ともついにお別れです。
フェリー乗り場近くのキャンプ場で、
大きな期待と楽しみと共に最後の夜を過ごしたのでした。

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