ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

　今年は日本国内で、様々な災害が起きており、

どうも災害について麻痺している自分がいるような気がします。

　災害が起きたときは、ニュースでもどんどん放送するし、

それも「こんなにひどい！」という内容なので、

大変だなぁ、ひどいなぁ・・・・と、心痛めるのですが

当然といえば当然、次々と事件や事故、新たな災害が

その前の災害を駆逐し、私自身も気になりつつも「その後」があることを

すっかり忘れてしまっているように思います。

　被災者の方にとって、被災した日から延々と続く道の

ほんの最初を報道されているだけなのだと。

　そしてタイで起きた、洪水。

災害の被害を見慣れた（というの嫌なのですが）私でも

「ひどいなぁ」

と思っていても、あまりにも距離がありすぎて、

どうも実感なかったのですが。

　仕事でしっかり関係あることが発覚！ 

来シーズンの商品を縫製する工場がタイのバンコク近郊にあり、

そこは浸水していなかったのですが、

もう３００ｍ近くまで迫っているとのこと。

　また資材の運搬ができず、どうも納期が厳しいという報告。

　一気に距離が縮まった、タイの洪水。

いやはや、人間（というか私の）あさましさ。

　まさに対岸の火事。

自分の火の粉が降りかからないと、気にならないとはダメだなぁ。。。と反省。

　それにしても、地球は怒っているのかなぁ。

こんなに次々災害を起こさなくてもいいのに。