Clarte Coaching Office

Jan 27, 2004
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カテゴリ: お仕事日記
コーチングは、コミュニケーションの技術という捉え方が一般的のようですね。

だから、コーチングを学んでみたい、と思う方がたくさんいらっしゃるようです。

私は、コミュニケーションの「在り方」を知った上でコーチングの技術を持っているというのは、とても有効だと思っています。

でも、最近、逆転してるよねー?
ってことを考えさせられる場面に立ち会うことが、なんだか多いのです。

いきなりですが
私は、コーチングの技術よりも、「在り方」の方がはるかに重要で
在り方というのは、突き詰めれば「信頼関係」につきるのではないか、とさえ思ったりします。

信頼関係がなければ、どんなよい質問をされたって、はなっから

技術を勉強すればするほど、作為的な質問になんか絶対答えないではぐらかしてやろうというような
自己防衛本能が働くはずだからです。

現に、私がそうです。

最近は、質問されても相手の立場にたった質問の答えを探すだけで、自分の本心は別のところにあったりします。

それが、いけないことだなんて、自分に置き換えてみれば、きっと誰もいえないでしょう。

質問にきちんと答えない相手がいけないのではなくて、質問の仕方がまずかった自分のその質問の在り方を考えるべきなんだと思います。
その質問は、自分が『こういう風に答えて欲しい』という意図はなかったでしょうか?
今までの対人関係で、相手を否定したり裁いたりするような場面はなかったでしょうか?

そういうことの積みさねの学習から、多くの人は、不用意な質問には、警戒して準備された答えしか話さないように努力するものです。

それは、相手との信頼関係がまだ築かれていないことが原因だと思います。


信頼関係って、なんでしょう?


いつ、いかなる時も、間違ってることをやってるときでさえ、なんの先入観もなしで、
事実をありのままに受け入れてくれる、そして、いつも、私がどうすれば一番よいかを一緒に考えてくれる味方である、
と思える関係だと思います。

甘やかせと言ってるのではありません。
厳しいフィードバックも、信頼関係があれば、素直に受け入れられるものです。


という意見の言い方。

べき論なんて、誰も聞きたくありません。
「べき」に従ったって、ろくなことありません。
できなかったのは「べき」だと言った人のせいだ、と、逃げるだけのことです。

「正しい判断」「間違ってる判断」って、本来、自分自身のことであって、
経験、時代、場所、(状況)が変われば、正しいことも間違ってることになりえる現実。
人の判断なんて、あてになりません。

でも、やっぱり自分の経験に照らし合わせて、相手を思うとおりに動かしたい(失敗させたくない)
という作意が、質問を詰問化し、誘導し、決め付け、提案するに至るのだと思います。

そういう質問に慣れきってしまった私たちは、自分の本心を隠します。
失敗はしたくないけど、無難では、満足できない、ないものねだりをするのが、
一般的な大衆の心理だからです。

間違った決定をしてしまった時でも、事実を踏まえた上で、『じゃあ、どうすればいいんだろう?』って
過去よりも、現在を踏まえた未来を一緒になって考えてくれるんじゃないかな?という期待を持てる人。

そういう相手とは、関わりが少なかったとしても、すぐに「信頼関係」が築けます。

『この人に会いたい』『この人に話しを聴いてもらいたい』
そう思う相手にしか、人は本心を話さないものです。

この部分ができている(気づいている人)は、普段の会話からコーチング的な要素をもっている人だと思います。

コーチングを学ばなくても、最初から在り方ができている人はたくさんいます。

在り方ができていないのに、コーチング的会話をするのは、無意味です。
しない方がましです。(相手の感情を逆なでします)

まずは、信頼関係。
相手を自分の価値観で裁かないこと。
未来の相手の可能性を信じて接すること。

これってとても大事だと思う昨今です。

以上!(私的見解発表)






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Last updated  Aug 9, 2004 11:01:26 AM
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