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カイロ
です!!
私のデジカメがもう古くて
ピンボケばかりの写真ですみません。
...というわけでカイロは
最後の日の飛行機のトランジットの間に見るという
強行軍でした。
まず、空港から40分
カイロの街中を走っていくと
目の前のビルの間に
突然見えたピラミッド!!
▲
現代建築の間に見える
5000年前の古代遺跡
とても不思議な光景でした。
ピラミッドの集まるカイロ郊外の町"ギザ"には
クフ王を中心とした親族のピラミッドが
広い敷地内に点在しています。
内部を見ることができるのは
クフ王の大ピラミッド(有料・先着300名)と
その息子カフラー王のピラミッド(無料)
ピラミッドの中は
急な長い階段をひたすら降りて登るという
娘とチビ助には無理な挑戦だったので断念。
主人と長男は
先着300名様に間に合わず
無料のカフラー王のピラミッドに入り
それでも
ハーハーぜ~ぜ~言いながら
ちょっとめまいまで感じると言いながら
戻ってきました。
私も20年前に入りましたが、
ピラミッドの呪いを感じさせるような
空気が満ちていたような感じがしました。
ピラミッドはそれは巨大で
一つの岩によじ登るだけで
必死です。
***
それにしても、
主人たちを待っている間
寄って来る寄って来る
物売りのおじさんたち、
うるさいのうるさいの、
"タダでいいから~"って
タダなわけないでっしょ~~~!!
そこのラクダに乗ったポリス
追い払ってちょうだいよ~~~!!
おい、そこのおじさんっ
"Free"って言って
子供に物渡さないでよ~
うちの子たちは、純粋なんだから
すぐ信じちゃうでしょ!!
う~ん、2か月経った今でも
あいつらうるさかったなあ...。
ゆっくりピラミッドを見たかったなあ...。
って思うのです。
***
大ピラミッドは
高さ137メートル、底辺230メートル
その上を白い石灰岩でカバーがしてあったというのですから、
完成当初はどんなにきれいだったことでしょう。
上の写真で、左のピラミッドにの頂上に
その石灰岩の面影が残っています。
ツアーバスは、ピラミッドを後に
私たちを丘の上に案内してくれました。
丘の上からのピラミッドの林立した風景は
圧巻でした。
ここには、お土産物屋さんと一緒に
ラクダや、馬が立ち並んでいました。
COCOの一番のお勧めは
馬や、ラクダに乗って
ピラミッドへ行く。
5000年の昔に
ラクダや馬がいたか分からないけれど
のんびりのんびり馬やラクダで
ピラミッドを見ながら砂漠を行く
その空気の流れは
5000年前を
彷彿させるものでした。
それから、スフィンクスへ
スフィンクスは、
顔がカフラー王だとされているが、
崩壊がひどくて気の毒だ。
夢のお告げで
トトメス4世が砂から掘り出したという
スフィンクスだが、
鼻はアラブ軍が射撃練習の的にしたとか
フランス軍が狙い落したとか・・・。
ひどいことをするものだ
ところで、
スフィンクスの視線の先にあるものは
子供たちがとても楽しみにしていた
この疑問への答えは
そう
"ケンタッキー・フライド・チキ~ン♪"
ちなみに、その2階は
"ピザ・ハット"でした。
私たちは、
車の中で軽いランチを食べながら
エジプト考古博物館 へ向いました。
エジプト考古博物館は
エジプト全土から発掘された物が
たくさん展示されているが、
同時に魂も一緒に集まっているような気がする。
有名な、ツタンカーメンの黄金のマスクを始め
ガイドさんが説明してくれる多くの物に
非常に美しい装飾が施され
それは、一つ一つに意味があり
興味深いものばかりでした。
20年前にはなかった
"ミイラの部屋"(有料)もあり
勇気のある主人と子供たちは
そこで、何かを見てきたようです。
こんなに楽しい考古学博物館なのに
20年前にきた時も
今回も
私も主人も息苦しさがつのり
数時間を過ぎたころから
COCO:"まだ猫のミイラ見てないよね..."
だんな:"でも、もういいから出よう。"
と、言ってしまうくらい
なんだか重苦しい気持ちになってしまいました。
でも、
やはりこの博物館は面白いのです。
とても興味深いものばかりです。
今度は、お札(ふだ)でも持って
またゆっくり行きたいと思います。
今回は、これでカイロを十分に味わった私たちは
空港へ戻り
南アフリカへ進路を取りました。