短編小説【詩・小説】携帯小説・短編詩         ~百万人の感動へ向けて

人間物語 シーン5 言葉


考えても仕方がないと、気楽に生きてゆくつもりが
最近はそうもいかなかった。

おさむ「いったい、どうしたら、いいんだ…。
誰かに相談したところで、信じてくれないだろうし…。」

おさむの心の中で、様々な葛藤やストレスが生じていた。

そんな時…

彼は何を思ったか、普段は手に取ることもない
ノートを買ってきて、ペンを握った。

おさむ(そうだ!誰にも相談できないのなら、せめて
この今起きている自分の中の現実を、小説にして
書き出していこう!)

彼は、そうすることによって一種のストレスも取れるのでは
ないかと、今まで書いたこともない小説を
わらをもつかむ思いで、書き始めたのだった。

そういった日常が続くさなか、
おさむが、いつもの様にベッドに横たわり
眠ろうとしていた。
その彼の頭の中に、あの言葉が、聡明に浮かんできた。

「ふ~…・・やっと、コンタクトが取れた!!」


     いったい誰からの声なのか    …つづく





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