オレンジピールとくるみのプチパン

オレンジピールとくるみのプチパン

 HBで最後まで焼き上げずに、型に入れて小さく仕上げました。食べやすいのはもちろん、可愛い紙袋に入れてプレゼントにも。ここではオレンジピールとくるみを使いましたが、レモンピール、ブルーベリー、蜜りんごなどヨーグルト風味に合わせてお好きなものでどうぞ。




 <材料> 14個分
  中種

強力粉 180g


酵母 小さじ2分の1


砂糖 小さじ2分の1


水 140cc


  本仕込み

強力粉 70g


砂糖 大さじ1.8


スキムミルク 大さじ1


塩 4g


ヨーグルト 大さじ2


バター 15g


オレンジピール、くるみ (合わせて)4分の1カップくらい



 <作り方>

①パンケースに中種の材料をセットし、HBに合わせた方法で中種を作ります。


ナショナルをお使いの方は《レモン・ヨーグルト・ブレッド》の①~③を参照してソフト食パンコースで作ります。リーガルやMKなどをお使いの方は《食パン》の①~③を参照してください。なお、これは東芝の動作に合わせたものなので、お持ちのHBの動きに近いものを選んでいただければと思います。要するに中種が2倍になればいいわけです。

②中種が倍に膨らんだら、残りの材料を加えます。


  ナショナルの場合


粉が飛び散りやすいので、今回はガス抜きのあとすぐにケースをはずしました。HBのスイッチを切らないように注意。ケースの中にちぎったバターとヨーグルトを入れ、軽く混ぜてからくるみとピール以外の材料を加えます。こねが始まった時に飛び散らないように、ここで軽くこねておくといいようです。ケースを本体に戻します。

  東芝などの場合


ナショナルに比べてこねる力が強いので、バターはあとで入れます。HBのスイッチを切ってケースを取り出し、バターとくるみ、ピール以外の材料を加えます。全体を軽く合わせてケースを本体にセットし、生地作りコースをスタートさせます。

③刻んだオレンジピールとくるみを加えます。


ナショナルでは約17分間のこね時間がありますので、15分ほどたったらピールなどを加えます。東芝などの場合は、こねが始まって生地がまとまってきたらちぎったバターを加え、こね終わり2分ほど前にピールなどを加えます。

④倍になるまで1次発酵させ、スイッチを切って生地を取り出します。


ナショナルの場合、このまま取り出さずに焼き上げる事が出来ます。他の機種では中種の割合が合わないかもしれません。《食パン》を参照してみてください。

⑤14分割し、手早く丸めて5分ほどのベンチタイムをとります。


パンマットに軽く打ち粉をして生地を細長くのばし、2分割して片方を更に7分割します。それぞれ切り口を隠すようにして丸め、閉じ目を下にしてマットに並べ、残りのマットを折り返してかぶせます。ベタつきやすいので、今回は濡れ布巾は省略しました。残りの生地も同様に7分割しますが、乾燥しないように作業を始めるまではパンマットに軽くくるんでおきます。

⑥丸く成形し、薄くバターを塗った型に入れます。


同じ型がそろわなかったので、プリンカップ6個とブリオッシュ型8個に分け入れました。その他タルトレットやマフィンの型など、お持ちのものでどうぞ。型には薄くバターを塗り、軽く丸め直した生地を閉じ目を下にして入れます。

⑦倍になるまで2次発酵させます。


《基本の卵生地》を参照してください。

⑧全体に軽く霧を吹いて200度に予熱したオーブンに入れ、180度に下げて13分ほど焼きます。焼き色が付いたらひとつ取り出してみて、底をたたいて軽い音がしたら出来上がり。型をひとつずつ台にポンポンと打ちつけてからパンを取り出し、網の上に乗せて冷まします。



 小さく作るととっても可愛い。食べきれない分は、完全に冷めてから冷凍するのがお勧め。食べたい時に好みの分だけ温めていただきます。


 ここではプリンカップとブリオッシュ型を使いましたが、他の型を使う時は分割する大きさもチェックしましょう。形や大きさが変わるだけで雰囲気も変わって楽しいもの。焼成温度は変えずに、大きさによって時間だけを調節します。


 プリンカップのもののほうがぷ~っと膨らみました。ブリオッシュ型は口径が広い分高さが出なかったようです。生地はどちらもふんわりしていました。焼き上がってからショックを与えると、ふんわり感が保てます。



オレンジピールとくるみのプチパン

 ◎2003年3月9日製作


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