コナンのタワゴト

コナンのタワゴト

通称:大きいおばあち

父方の祖母

ニコ

2003年8月29日没(満98歳でした)

父が長男なので、私が高校卒業まで一緒に暮らした、ウチのおばあちゃん

最後までボケるどころか、頭はクリア過ぎるほどしっかりとした、パワフルばあさんでした。

20歳でお嫁に来た母にとっては、たぶん、それはそれは大変なほどのしっかり者のお姑さんだったのでは、と思われる人でした。
ようするに頭が良くて何でもできる人、世が世ならどんな人になっていたかと誰もに思わせる、そんな人でした。 

半端じゃなく不良だったおじいちゃんと最後まで連れ添ったのは時代のおかげとしか思えない。
おじいちゃんは好き放題である意味幸せ者だったようだけど、聞くところによれば、相当な苦労があったみたい。
10年ほど先におじいちゃんが死んでからは、「おじいさんのいいところしか思い出せないから、人間は幸せにできてるモンだね。」
なんてよく言ってた。

長男で育った父はダメ夫?に代わって期待され、それはもう厳しく育てられたとか。
とか何とか言いながらも、今で言う“マザコン”とまでは行かないにせよ、冷静にみるとかなり近いものがあった。

チビが生まれた時はもう90歳だったこともあり、私が子供だった頃のような厳しさなどは全くなく、穏和な大きいおばあちゃんだった。 

遊びに行くとよくチビに教えていた歌
♪♪♪ 一番はじめは一宮~~ 二は日光の中禅寺~~~ 三は・・・♪
もう二度と聞くことはないし、チビも時間の問題で忘れてしまうであろう昔昔の歌。聞こえてくるようです。

天国ではおじいちゃんと仲良くしてね。


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