《櫻井ジャーナル》

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2024.02.21
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 アメリカを中心とする支配システムが崩れ始めていることを支配者たちは隠しきれなくなってきましたが、その対応策として言論統制を強化しています。

 内部告発を支援する活動をしていたWikiLeaksのジュリアン・アッサンジは2019年4月11日にロンドンのエクアドル大使館でロンドン警視庁の捜査官に逮捕されましたが、これはアメリカ政府の意向に沿うものです。現在、イギリス版グアンタナモ刑務所と言われているベルマーシュ刑務所へ入れられ、「殺されつつある」と言う人もいます。この弾圧はジャーナリストに対する米英支配層の意思を明確に示していると言えます。

 彼らは言論の自由を含む基本的な人権を人びとから奪うため、パンデミック条約やIHR(国際保健規則)改定案も実現しようとしています。WHO(世界保健機関)は2021年3月に「パンデミック条約」が必要だとする宣伝を開始、22年5月にはスイスのジュネーブで「第75回世界保健総会(WHA)」を開き、その条約について話し合いました。

 パンデミックなど危機的な状況下ではWHOが全ての加盟国にロックダウンやワクチンの強制接種などの政策を強制できるようにしようというのですが、​ フランスでは局が指示するワクチンや医療行為を拒否した人物を罪に問えるとする法律が浮上 ​しました。

 この法律が「mRNAワクチン」に適用された場合、この「ワクチン」が深刻な副作用をもたらし、死亡させる可能性があることを発表したフランスの医学者は投獄されます。この法律は医学的事実の判断を医学者の手から奪い、政治家や「権威」による「宗教裁判」に委ねられるということです。また「ワクチン」の接種を拒否した人は3年の禁固刑と4万5000ユーロの罰金を科せられることになり、投獄されたなら刑務所の規則で「ワクチン接種」が強制的に接種させられる仕組みです。ドイツでは「mRNAワクチン」の製造会社を相手に訴訟を起こそうとしていたライナー・フエルミッヒ弁護士は怪しげな理由で投獄されてしまいました。西側の支配層は「民主主義」や「基本的人権」といった装いを脱ぎ捨て、「裸の王様」状態です。

 彼らを追い詰めているのはロシアや中国を中心とする動きでしょう。21世紀に入ってからロシア軍は南オセチアやシリアでアメリカの傀儡を倒し、軍事的な能力の高さを世界に示しました。それを見たグローバルサウスの人びとは抑えていた反アメリカ感情を表に出し始めています。

 また、これまでアメリカは基軸通貨のドルを発行する特権で圧倒的に優位な立場を維持してきました。その優位さを利用してロシアを攻撃しましたが、これは逆効果で、米英を中心とする金融システムが信頼できないことを示すことになっています。こうしたこともアメリカ中心の支配システムの崩壊を速める一因でしょう。

 欧米の支配層は彼らの支配システムを永久化するため、人間の脳を支配しようと計画しているようです。例えば​ WEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは2016年1月、スイスのテレビ番組に出演して人間をコンピュータの端末にするプランを語っています ​。チップを皮膚や脳へ埋め込んでコンピュータ・システムと人間を融合、一人ひとりの感情を監視するだけでなく、思想や記憶の管理も考えているようです。人間の端末化だと言えるでしょう。

 それだけでなく、シュワブたちは遺伝子操作を利用して「超人」を作り出すということも考えているようです。AIをナノテクノロジー、バイオテクノロジー、情報技術、認知科学と融合、自然の摂理を否定する「トランスヒューマニズム」の世界を築こうとしているとも推測されています。

 ​ シュワブの顧問を務めているユバル・ノア・ハラリはAIによって「不要な人間」が生み出されると見通しています ​が、その次の段階は「不要な人間の処分」でしょう。すでにAIを搭載したロボットは社会の中に入り込み、戦場ではAI搭載のロボット兵器も登場しています。

 こうした計画を立てている支配層は、自分たちにとって都合の良い幻影を人びとに植えつける宣伝/洗脳の仕組みを持っています。つまりメディアや映画などですが、その信頼度は低下しつつあり、露骨な言論弾圧が始まりました。

 そうした中、日本では宣伝/洗脳の仕組みが機能しているようです。世界の現実に興味を持たず、相変わらず「なりゆくいきほひ」を気にするだけの人が少なくないようです。

 敗戦から間もない頃、映画監督の伊丹万作はこんなことを書いています。「『騙されていた』と言って平気でいられる国民なら、恐らく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって騙され始めているに違いないのである。」(伊丹万作『戦争責任者の問題』映画春秋、1946年8月)

 新聞、雑誌、放送、出版など有力メディアは「言論」を放棄、信頼できなくなりました。騙されないためには「権威の御言葉」に頼るのではなく、自らが調べ、考える必要があるでしょう。私たちは正確な情報を集め、分析する必要があるのです。そうした作業に本ブログが役に立てらばと願っています。

櫻井 春彦

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最終更新日  2024.02.21 00:00:16


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