confuoco Dalnara

イル・マーレ



映画の原題はシウォレというんだよ、と初めて聞いたとき
頭に浮かんだのは「十月愛」だった(それは間違い!)。
秋の愛の物語かぁ、と思っていたらそうではなくて
時を越える愛でシウォレ。

けぶった淡彩の海の風景がとても美しい映画だった。
愛をあきらめることも、愛すること、愛すると決めることも
踏み出すまでには勇気がいる、とあらためて思った。
それはたしかに勇気がいるけど、覚悟がいるけど、
でも一歩踏み出したら愛が与えられる、変われるとおしえてくれているよう。

ソンヒョンが海岸で煙草に火をつける姿が印象的。
風はないように見えたけれど...
セーターの中に煙草とライターを入れて
風除けにして火をつける姿が
もう学生ではなく、海上で現場で働いている人を表現しているみたいだった。

シウォレを観て斉藤史の歌が浮かんだ。
~白い手紙がとどいて明日は春となる
うすいがらすも磨いて待たう~

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