自由に生きて

自由に生きて

~嵐と月と~




君の呼ぶ声
真夜中の光

窓に映る静けさ



目を覚ませばもう
どこへでも行ける



届かぬ太陽
でも手を伸ばしてみたこともない


一体誰が無理だと決めたのか

いつからか夢も見なくなって



独りで腐っているのは
光がとても眩しすぎたから


眩しい光に目を懲らしてみれば
意外と近くにあるだろう


狭い箱に閉じこもり
目を瞑っていても

何も出てはこないだろう


月の夜に嵐にのって舞い上がり


光を背負ってしまえば
なんでも出来る


さあ

今ここへ


届かぬ夢に手を伸ばし
飛べずに足をバタつかせ

自分で嵐を巻き起こし
空へと舞い上がれ


ただのポーズじゃなく

開き直ってしまえば

なにも怖くない


もう光にも手が届く












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