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食べ物は安ければそれでいいのでしょうか?
価格競争で安全な食べものがなくなってきました!
「食べ物は、命の元だから価格ではなく安全第一でしょ!」
と言いたいです
今日は農民作家、山下惣一さんの著書を再度読んで思ったことをお伝えします!
『ザマミロ!農は永遠なりだ』(家の光協会)
『食べものはみんな生きていた---生きるということはほかのものの命をいただくこと』(講談社)
『農から見た日本ーある農民作家の遺書』(清流出版)
成長ホルモン剤が混じった牛肉、いつまでも腐らないシイタケ、効率偏重が生んだ狂牛病。
ハンバーガーや牛どんの値下げ競争や国産の半額でスーパーに並ぶ輸入野菜の急増の裏には、人々の食生活を脅かすさまざまな危険が潜んでいます。
「農産物は安い外国産でよい」と考える消費者の健康がいかに危険か考えてみてほしい!
行政も「農」を工業と同列におき、生産性・効率・価格競争力・成長そして最終的に利潤を追求する市場原理をはたらかせている。
「農滅べば、国が滅ぶ」・・・
農は経済競争によって評価するものではなく、その地域や国の人々のためにその地の自然循環の中において生産される事がもっとも大切だと思う。
「自由化でつぶれる農業ならつぶれても仕方がない」
「農、工の単位面積あたりの生産性は工業の方が1500倍だ」「トヨタと日産の売上高の方が農業粗生産額より多い、限られた土地を農地にしておくのは不経済だ」
等々の特に80年代以降の農業不経済論はとんでもない間違いだと思います!
あるファーストフードの企業は南米の熱帯雨林を焼き払って牧場化し他国の自然環境を破壊して身体に悪いジャンクフードを日本中に提供しています。
日本の商社による野菜や果物・海産物の養殖などアジアの経済植民地化は急速に進行しています。
食料自給率が40%を切っているとんでもない国が日本です。
世界では3秒に一人子供が餓死している
私たち飽食慣れしている日本人は簡単に食べ残し、食べ過ぎて生活習慣病になっています
山下さんも言っていますが、私も「身土不二(しんどふじ)」の思想を消費者に普及させたいと願っています。
もともとは仏教語で、自然とその土地に住む人間とは別々ではなく一体であるという意味です。
明治30年代に石塚左玄らが唱えた「食養道運動」のスローガンとして使われたようです。
「人が住む四里四方で採れた旬のものを正しく食すべし」とする考え方です。
「地場地消」(その土地でとれた農産物をそこに住む人々が消費する)も同じことですね。
山下さんの結論は
「農業は、それぞれの国や地域で可能なかぎり自給する、その方向でみんなが支援し協力していくというのが、地球上から飢餓をなくす唯一の正しい方向だ」
「自由貿易をどんどんすすめていけば、飢餓はなくなるというのはウソだ。農産物の貿易は、あまっているところから不足しているところへではなく、値段の安いところから高いところへしか行かない。だから、日本みたいな飽食の国がある一方で、飢餓の国があるわけだ」
「農の原理は循環であって成長ではありません。その母体である自然界がいささかも進歩発展しないためです。この大いなる循環の中に農も食も人々の暮らしの根本もあるのです。」
私たちが今、未来の子供たちのために何をしてあげられるか?
志を持って質の高い人生を生きる・・・・健康であること!
健康のためにどう正しい考え方の生活習慣を実践するか?
今日も生かされて、感謝です♪
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