雑記~愛息と過ごす日々の戯れ言~

雑記~愛息と過ごす日々の戯れ言~

通院記録-その3

<通院記録 その3>

2000年7月~8月  S医大医療センター




7月15日(土)

 ○○医大へ
 車で30分くらい、距離にして20km弱
 初診の申込書を記入して、2F産婦人科へ。
 問診票に記入して、待つこと2時間半。

【診察】H医師
  人工授精するには、精子数×運動率で100万ないと難しい。
  泌尿器科で治療を受けることで改善する場合もあるが、年齢的に早くした方が良いだろう。
  ○○医大では年間150~160件実施していて、成功率は3割5分~4割。
  ただし、年齢が高いと率は下がっている。
  8月にハムスターテストで、精子の受精力を調べる。
  顕微受精するとしたら、最短で11月、10月から準備に入る。
  費用は50万円くらい。
  都内の不妊専門クリニックに行けば早くできるかもしれないが、金額的には高いかもしれない。
  ○○医大では年に2回が限度。
  今日は採血して、染色体の検査を、二人とも実施する。
  自然には妊娠できない精子で妊娠させるため、通常1%の異常率が、5%位あるため。
  内診があった。
  次回は生理がきて3日目に診察。血液検査をする。
  卵管造影検査も行う。
  「体外受精のしおり」「顕微授精のしおり」をもらった。

【会計】
<11030円+7480円>




8月8日(火)

  日曜日生理になったので、病院へ。
  9時少し過ぎに、総合受付に寄ってから、2Fへ。
  整理番号64、中待合室に呼ばれたのは12時半だった。

【診察】H医師
  前回の検査結果
   クラミジア検査・・・異常なし
   染色体・・・私の方に疑いあり
    細胞30個中、2個に異常。誤差の範囲、あるいは軽い異常であまり心配はいらない。
    染色体は子供に受け継がれるもの
    妊娠後、流産となった時、これが原因のひとつ、とも考えられる。
    夫は細胞20個全て正常。

  今日は卵胞機能を見るため、採血する。
  卵管造影検査の説明
   X線で、つまっていないか、形状などをみる。
   造影剤を膣から入れて、卵管、そして腹膜の方に広がる。
   熱が出たり、痛みが出る場合もあるため、抗生物質を服用。  
    3日前から飲む薬 バナン錠100mg  1日2回 6日分
    当日飲む薬    ブルフェン錠100 1日3回 2日分

【会計】
<4970円>




8月14日(月)

  卵管造影検査当日 2時の予約。

【検査】
  まず検査着に着替え。
  私の他に2名、検査する人がいた。
  左肩に注射。(何の注射か聞くのを忘れた。)
  右手首に点滴用の針を入れた。
  検査途中で具合が悪くなった場合、すぐに対処出来るようにだそうだ。
  内診台で、造影剤を入れるための管を入れる。
  下腹が張る。バルーンでふくらませている、とのこと。少し痛い。
  とてものどがかわく。
  中廊下にでたら、検査を受ける2人が横になっていた。顔色も悪い。
  私は割と平気だったので、先にレントゲン室に移動。
  管が入っているので、歩きにくかった。

  レントゲン室に入り、台の上に横になってまず1枚。
  造影剤を入れながら、3枚撮った。
  ずーんと、お腹が痛くなった。が、我慢できないほどの痛みではない。
  卵管が詰まっているととても痛いそうだから、多分大丈夫なのだろう。
  15分後に立った状態で1枚撮影。
  ひも付き止血用たんぽんを入れられた。8時頃とるようにとのこと。
  シャワーは可、入浴不可。

  幸い、帰宅後熱も出なかった。

【会計】
<5870円>




8月16日(水)

  ハムスターテスト
  朝採取した精子を持ってくれば良いとのことだったが、不妊関係のHPで質問したら、
 「あまり時間を置かない方が良い」というアドバイスをもらったので、病院で採ることにした。
  採取室がなく、男子トイレでがんばってもらった。
  でてきた夫は「だめだ。少ししか採れなかった。」と浮かない顔。
  ひっきりなしに入ってくる人がいて、集中できなかったそうだ。

  一応それを持って受付へ。
  事前に振り込んだ領収証を確認され、検体を提出して終わり。
  あまりにもあっさり終わって、目が点状態。
  結果は後日。
  病院の会計もあったので、夫だけ先に仕事に行ってもらおうと思ったら、一緒に待つ。
  「精子入ってなかったかも。検査無駄にしちゃったかなぁ」と落ち込みモード。

【会計】
<4200円>


  領収証に書かれた「負担率160%」というのが気になったので聞いてみた。
  男の人がパソコン画面を見て、
  「今日は、精液検査ですね。自費なので、それだけなら100%ですが、病院のもうけもあるので」とのこと。
  はっきり言う人だ・・・。  



8月18日(金)

【診察】S医師
 卵管造影検査の結果
  特に問題なし、両方通っている。
 プロラクチンの値も、前回の血液検査では下がっていたので、今日から薬は飲まなくて も良い。

【内診】
 卵が出来ている様子はない。

 ハムスターテストの結果はまだだが、精子の状態が悪いので、泌尿器科を受診した方が良いとのこと。
 S病院から、火曜日の午前中、専門の先生が来ているそうだ。

【会計】
<1860円>




8月31日(木)

 H医師の11時の予約表だったのに、曜日別担当医師表をみたら、木曜日にH医師の名がない。
 こんなことなら、夫の検査結果を聞く時と一緒の、土曜日にしてもらえば良かった。
 看護婦さんに「H先生は午後からですが、どうしますか?」と聞かれたので、「結果を聞くだけなので、どなたでも・・・」と他の先生のところに入れてもらった。

【診察】Y医師(第一印象、優しげな容貌)
 「泌尿器科行った?」が最初の言葉。
 ハムスターテストの結果
 運動精子がいない。全然入らなかった。
「トイレで取ったので、量が少なかったと本人は言ってました」と伝えたら
「トイレで取っても、量の多少の問題で、運動には変わりない」とのこと。
 「生理不順で卵胞の確認が出来たことがない」と言ったら、
 基礎体温表を見て
 「今回はお休みしちゃったかな」
 「前回の血液検査、悪くない数値」と、パソコン画面を見ながら言ってくれた。
 「違う意味の血液検査をするので、今日も採血していって」
 体外授精の時は、排卵誘発剤を使うから大丈夫、というようなことを言われた。

【会計】
<1860円>


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