ちょっとブルガリア気分

ブルガリア体験談５

お米の話
ブルガリアにもお米が売っています。白米で食べられそうなおいしい物もあるそうですが、一般的には、スープに入れたり、ピラフ（とも、ちょっと違うけど・・・）みたいにして食べます。最初の作業が面倒くさい。日本のお米と違って、小石が混ざっている事が多いので、それを取り除かないといけません。ほとんど無い時もあるし、１０個以上出てくる時もあるし・・・でも、これも日本では体験できない貴重な体験かしら？？

ムースが欲しいの！
パーマヘアの私は、ムースが必需品。空港で、どっかに置き忘れてきてしまった私は、さあ大変。ブルガリアの、化粧品やさんで、買う事にしましたが、どこのお店も、お客さんが勝手に取ることが出来ず、お店の人に頼まないといけません。ムースという単語を知らない私は、身振り手振り、「髪につけるやつで、白くて、出すと大きくなるの！ありますか？？」ってな具合で・・・・。何とか通じて買う事が出来ました。サイズも大きくて、３５０円くらいでした。香もよくってお気に入りです。

ナンパされた？！
友人とブルガリアに行った時、夕飯を近所のレストランで食べたんですが、２人のブルガリア人男性が、話し掛けてきました。しかも何故かスペイン語。私が、「英語もスペイン語も分からないので、ブルガリア語でお願いします」と言うと、「あれーブルガリア語はなしてるよ！！」とそのお兄さんたち。けっこう酔っ払っているらしく、言葉もごっちゃになり、何がなんだかわからない始末。適当に無視してたら、ビールをおごってくれた。まあ一緒の席で飲もうと言われたわけでもないし、お店のお姉さんが、持ってきて、「心配しなくて良いから、飲んであげて。」と言ったのもあって、飲む事に。そうしたらその２人組みは大喜び。「音楽を、もっと大きくしろ～！」と叫びながら踊りだしました。（踊るのは珍しい事ではないのですが・・・）一緒に踊ろうと誘われたけど、お断りしました（笑）「私の頼んだチキンはおいしいぞ～。一口どうぞ！」と、フォークに刺さったチキンを私の顔の前に・・・。困っていると、お店のお姉さんが、「ちょっと～、迷惑だから止めなさいよ～」と、一喝いれる。でもめげずにそのお兄さんは「じゃあ、君が食べてよ～。」とお姉さんにチキンを食べさせていました。どうやら知り合いだったらしい。お互い名前で呼び合ってましたから・・・。「これからみんなで海に行こう！」と言いながら、『黒海』という、歌を歌ってました。
おいおい、海まで、車で４時間近くかかるよ・・・・｡そんな彼らも、踊りすぎて、グロッキーになり、おとなしく、帰っていきました。これってナンパなの？？

オーナーはいい人だった。
↑の話の続きですが、彼らが帰った後、お店のオーナーが出てきて、「ここ座ってもいい？」と聞いてきたので、「どうぞ」と言いました。すかさずそのオーナーは、お姉さんに「日本人のお客さんと話がしたいから、音量を下げてくれ！！」と言いました。１５分ぐらいそのオーナーとお話をしました。とってもいい人でしたよ。「さっきの酔っ払いは、酔ってるけど、悪い人じゃないから安心しなさい。」とか、「何か困った事があったら、夜中でも良いから電話しなさい。何時でも力になるよ。」とか、「どこか行きたいところがあったら、お店は休むから、連れて行ってあげるよ。」などなど。後でお父さんに一連の話をしたら、「あそこのオーナーはいい人だよ！」と太鼓判を押してくれました。しかし小さな町なので、みんなけっこう知り合いなのね。

店員の態度。
お店によって、というか人によって、様々です。日本人のお客さんが珍しく、いろいろ聞いてくる人や、友好的な人、明らかに「外国人は嫌いです。」とオーラを発している人。前に、「あ～またこの外国人が来たわ。外国人を見ると頭が痛くなる！」と言われたことがあります。私がブルガリア語がわからないと思ったらしい・・・。「彼女ブルガリア語わかるって噂よ！」と隣りの店員さん。その後、文句を言ってた、店員さんと目が合いお互い苦笑いでした。もう一つひどかったのが、売店のおばあちゃんが、「あんた、何人だ？中国人か？売るもんなんかないよ！」と怖い顔で言われた。「日本人のゴスティンカ（お客）です。」と言ったら、態度が一変して「遠いところからよく来たね～。ブルガリア語よく覚えたね。偉いわ～。」などなど・・・。
まあ、こんなのは稀な事だと思いますが、気持ちのいい接客をする人と、そうでない人の差が大きいと痛感しました。

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