ちょっとブルガリア気分

ｇｏｂｌｅｎってなに？

ｇｏｂｌｅｎってなに？？？

とお思いの方が多いと思います。うまく説明は出来ないんですが、ゴブレンは、
絵みたいに仕上げる刺繍とでもいいましょうか。裏側も表と変わらず絵のようになっています。

やり方はいたって単純で、一ミリのマス目に、刺繍糸は２本取りでひたすらうめていくだけです。
なので私のような不器用な者でも、時間さえあれば出来るわけです。
ブルガリアだけでなく、いろいろな国にあるようですが、日本では販売されていません。どのように売っているかと言うと、糸とリストと布が入ったセットになっています。針がついているものもあります。

ゴブレン　キット

価格は大きさにもよりますが、私が買ってくるのは、￥１０００～￥２５００位のものです。２００円位からあります。ドイツ、フランスの刺繍糸のものになると、割高になりますが、糸に光沢があって、仕上がりがきれいです。
仕上がったゴブレンは、けっこう高い値段で売れます。イコンなどの宗教画は２倍近い値段で、またドイツ、フランスの糸を使ったものも、高く売れます。ブルガリアでは洗濯機や飛行機のチケットなどの、高価な買い物をする場合に、作ったゴブレンを売ったりします。

実際作ると、時間がかかるせいか愛情がこもっちゃって、手放せないわ。と言う感じです。Ａ４サイズくらいのものを作るのに、毎日やっていても、３ヶ月近くかかります。

どんな図柄があるのかと言うと、イコンなどの宗教画、リラの僧院（ブルガリアの有名な僧院です）、風景画、馬などの動物、モナリザなどの絵画、ｅｔｃ・・・・私は今は宗教画に凝っています。

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