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広告をみて

他の店より安くて

そして自転車をこいでたら

雨が降った

そして傘をかった



  ・  七転び八起き  ・  
加藤編



朝起きて。
玄関に新聞を取りに行って。
広告を見たら

「あ。やすい・・・。」

他の店より断然安い。
これは買いに行かなくちゃ。
じゃないとすぐに売り切れちゃう。

このトマト・・・・v

でも、先に着替えなきゃな・・・。
はぁ。ちょっとめんどくさい。
でも、トマト買いに行かなくちゃ
焼きプリンあると良いな。


ガシャン


自転車を出して。
それにまたがって。
なんかちょっと雲行き怪しいけど
早く帰ってくれば何とかなるだろう。


「かとー!!」
「え?」


誰かが名前を呼んで
振り返るとそこにはおっくんが居た
そのころほんの少し雨が降っていた。

「どうしたの?」

自転車を降りて少し端の方で
少しの立ち話をした。

「あんなぁ。ちょっとかいもんにな。」
「あ、まさか。」

持っていた広告を出しておっくんに
見せてみると

「それや!そこそこ!!」

広告に指を指して
やや大きめな声で言った
でも、どうしておっくんがトマト・・・・?

「まんまに今日はトマトがやすいなぁ」
「うんv」
「あ。店まで一緒にいかへん?」
「うん。いいよ」

おっくんはにこって笑って
先に進んだ。

「後ろのる?」
「ええの?」
「うん」

おっくんが後ろに乗った。
あんまり重くなくてなんて言うかどっちかって言うと
軽かった。
そしてペダルをこいで
お店に着いた。

「では。」

「「トマトを買いましょう!!!」」

僕らは声をそろえていった。
お店には行って
かごを持って
早速トマトがあるコーナーへ

おっくんはそんなに買ってなかったけど
僕は箱で買ったv
横に試食のトマトが有って
1つ食べたらかなり美味しくて
もう一個食べてそして美味しくて
なんか止まらないvvv
そしてもう一つ食べようとしたらおっくんに止められた。

「食い過ぎやて;」
「だって・・・。」

やっぱり?
だって。美味しいんだもん。
止まらないよ。
おっくんの持っているビニールを見ると
なんかもうかってきたみたいで。
僕も早く買いに行かなくちゃ

その前に。
焼きプリンもかわなくちゃなvv
あるかなぁ?
焼きプリンv

「はい」
「う?」

おっくんが何かをくれた。
それを見ると焼きプリンで僕がトマトを食べている間に
かってきてくれたらしい。

「ありがとv」
「いいえ」

プリンを受け取ると
おっくんが早くトマト買ってきなよっていって
僕の背中をぽんとおした。

「うん」

そしてレジにいって
箱のトマトを出して
やはりいつもよりやすい。
やすい日は良いな。
またやすいと良いな。

そして買い終わって2人で
外に出てみると
さっき少し降っていた雨が強くなっていて。
僕らは傘なんか持って無くて。
止みそうにもないし。

「ちょっとまってて」

持っていたお金がちょっと余っていて
そのお金で傘を買おうと思って。
でも、二つ買うお金はなくて
1つしか買えなかった。

「はい」
「え?」

おっくんに傘を渡すと
おっくんはその傘を僕に突き返した。

「ど、どうして?」
「かとうさんがぬれちゃうやん。」
「いや。僕は・・・」

その。
僕の発言が終わる前に僕の唇がおっくんの唇でふさがれた。

「おっ・・・く・・」
「僕はかとうさんがぬれる方がいやなんよ?」
「う、うん・・・。」

唇と唇が離れて
おっくんがちょっと悲しそうにいった。
でも、僕もおっくんがぬれるのはいけないと思う。

「2人でいこ?」
「え、あ、うん・・。」

おっくんがそういって
僕は流されるまま返事をした。

そして僕らは雨の中帰っていった。






end


こめ。

おっくんがトマトを買ったのは
かとちにあげるため。
どうにか料理をしてかとうにあげるため。
でも、おっくんは料理出来なさそう・・・;
てか奥加でゴメンナサーイ!!!!
なんか良いなぁと思って書いちゃったのですよ!!

そしてちょっと改造してごめんなさい。
この話お店から出たら雨が降ったって事になってますね;
ごめんなさい!

何か書いて欲しいのが有りましたら
リクエスト下さいな☆



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