PR
キーワードサーチ
コメント新着
フリーページ
韓国ドラマ「イサン」。
500年の朝鮮王朝史の中でもっとも波瀾万丈な人生を生きたと言われ、陰謀渦巻く朝廷で幾度もの暗殺の危機を乗り越え、偉大な王として多くの功績を残した18世紀後期の朝鮮王朝22代王・正祖大王(イ・サン)の生涯を描いた時代劇。
朝廷内の機関である図画署(トファソ、主に朝廷内で起きた行事を絵で記録するための部署)などにスポットを当てたのも特徴的はドラマ。
確かに、デジカメもビデオもなかった時代に、図画は唯一の記録方法だったのでしょう。記録がを描くシーンは、なかなか面白かったです。
イ・サンは11歳でした。
李氏朝鮮第21代国王である英祖(イ・スンジュ)の後継であったサンの父は、朝廷内の派閥の陰謀により謀反の濡れ衣を着せられ、刑死させられたます。
父を救えなかった無念の思いを抱きながらも王位後継者となったサンは、民を大切にする賢君である祖父、英祖から、王としての哲学や手腕を学びます。
一方、サンの父を陥れた黒幕とその一派は、朝廷内にはびこり、今度はサンの廃位や暗殺を狙うのです。
そんなサンを支えるのは、幼い頃に友情を誓い合ったソンヨン(ハン・ジミン)とテス(イ・ジョンス)、そして頭脳明せきな側近ホン・グギョン(ハン・サジソン)。
イサンは、人として多くの苦悩を抱えながらも、王としての信念を胸に、民のための改革に取り組んでゆくのです。
朝廷内の誤った慣習を撤廃させ、当時の政策に改革を加えるなど、自身の理想とする政策を立案、実行する他、派閥を問わず能力のある者を登用し、朝鮮末期文化に華を開かせたのでした。
長い壮大なドラマ。...と言っても私が見始めたのは、ラストの10話くらいでしたが。
美しい朝鮮王朝の雰囲気が見られ、面白いドラマでした。
善徳女王 2024年11月28日
高速道路家族 2024年11月10日
太宗 イ・バンウォン~龍の国~ 2024年05月21日