日舞と茶道と着物の蔵

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2007年02月22日
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カテゴリ: 和の生活 つれづれ
暮れに作ってしまう予定だった三味線を入れる袋が、ようやく完成。表地は、絵羽模様の黒の丹後ちりめんの羽織用反物。

bag1

昔、昔、子供の入学式などに出席するお母さん達が着ていた黒の羽織、今は全然需要がないそうで、以前、二反、1000円と3000円でゲットしていたもの。全く傷みのなかった一反は、羽織にしましたが、もう一反は、カビや、金の矧がれなどがみられたので、布として使うことに。

羽織の背中の部分になるところを、反物につけられていた印通りに裁断。万が一にも気が変わって、羽織に仕立てたくなった時のため、袋の長さに切らずに縫い込みました。(小心者...) 何やら、お目出たげな柄の袋になりました。^^;

裏地は、これまた、母が、以前古い羽織を解いた時の裏地をとっておいたものを、これも切らずに流用。こちらは、化繊です。

bag2

袋を結ぶ紐は、丹後ちりめんのとも布で作るべきなのでしょうが、反物を細長く切りたくなかったのと、単に面倒なのとで、絹のリボンを。これは、お知合い方の御実家が、以前は西陣の織屋さんで、リボンを作っていらっしたのですが、そのリボンの見本が何本か残っていたのをいただいたものです。

次は、赤ちゃんの腹掛。

bag3

ハーフの男の子が産まれたおうちがあるのですが、イギリス人のママが、日本っぽいものを欲しがっていらっしゃると聞きました。家族でもないものが、うぶ着や浴衣やらを縫って、先方に気を使わせてしまってはいけないし....でも、こんな腹掛ならテレビを見ながらチャチャっとできるなと思いつきました。

よだれ掛がわりでもいいし、いらなければ、ティータオルにでもしてもらえばいいや、と。

素材は、実家近くの問屋さんでタダ同然で分けてもらった、浴衣地の見本布。色違いの40cm四方あまりの布を、裏表縫い合わせただけ。昭和っぽいレトロな柄です。





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最終更新日  2007年02月22日 06時49分30秒
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